学 名 | Trachelium |
分 類 | キキョウ科 ユウギリソウ属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
和 名 | 夕霧草(ゆうぎりそう) |
英 名 | Throatwort (スロートワート) |
花言葉 | 穏やかな精神 はかない恋 やさしい愛情 など |
出回り時期 | 6月〜10月 |
開花時期 | 7月〜10月 |
水揚げ方法 | 水切り 湯上げ |
どんな花?
属名のTrachelium(トラケリウム)は、ギリシャ語の喉を意味する「trachelos」という言葉が由来で喉の病気に聞くことから来ています。また、和名の夕霧草(ゆうぎりそう)の由来は小花が密集した姿とくすんだ花色が夕霧のように見えるからと言われています。
原産は地中海沿岸の南ヨーロッパや北アフリカなどで日本に来たのは大正時代の末期と言われています。
夕霧草(ゆうぎりそう)の花言葉
【穏やかな精神】【はかない恋】
【やさしい愛情】
長く楽しむには?
夕霧草(ゆうぎりそう)は切り口から白い樹液が出て、水上がりを阻害してしまうので水上げはしっかりとしましょう。また、大きな葉も水上がりに影響したり、下葉は黄色く変色してしまうので先に取り除くことで花保ちがよくなります。バクテリアの影響も受けやすいのでこまめな水換えや小花がたくさん咲くので糖分が入った品質保持剤が有効的です。
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夕霧草(ゆうぎりそう)の種類
夕霧草(ゆうぎりそう)というとパープル系の小花がたくさん咲く花が特徴ですが、花の形はそれほどの変わりはないですが、パープル系の花色以外の品種も切り花として流通しています。
ピンク系
- 夕霧草(ピンク)
- パウダーピンク など
グリーン系
- 夕霧草(グリーン)
- トリケリウムグリーン など
ブルー系
- 夕霧草(ブルー) など
パープル系
- 夕霧草(パープル)
- コリーンパープル
- コリーンライラック
- エリス
- レイクフォレストブルー など
ホワイト系
- 夕霧草(ホワイト) など
さいごに
小花が密集して咲き、アンティークやレトロな感じが花色が特徴的な夕霧草(ゆうぎりそう)は、6月から10月にお花屋さんに出回る切り花です。
あまり、主役になるような切り花ではないかもですが、細い茎から傘状に大きく開いて咲く姿は、あまり他の切り花にはない花姿です。ご自宅で飾る場合はその細い茎を見せて、ある程度の空間を作ってあげると綺麗になります。
フラワーアレンジメントやブーケなどのフラワーデザインで使う際には、空間を作ったデザインか花と花の間を埋めるような使い方が使いやすいです。ブーケだと、花同士がぶつからないようにするクッションフラワーとしても使いやすい花材です。