クリスマスリースによく使われるグリーン(葉もの)って?

クリスマスリースのは青々としたグリーン(葉もの)が使われているものが多いと思いますが、これらのグリーン(葉もの)は一体なんなのかわからない人もいると思います。

お花屋さんやホームセンターでも手に入りやすいオーソドックスなクリスマスリースに使われることが多いグリーン(葉もの)をご紹介したいと思います。

今回、紹介するグリーン(葉もの)は枝ものとしても使うことがありますが、使い方がグリーン(葉もの)なので、グリーン(葉もの)としてご紹介致しています。

クリスマスリースに使うグリーン(葉もの)の意味は?

クリスマスリースに使われるグリーン(葉もの)にはスギ等の常緑樹や葉がトゲトゲしたのを使っていることが多いのですが、それらにはそれぞれ意味があります。

常緑樹は生命の象徴

冬でも青々している葉を持っている常緑樹は生命の象徴としてクリスマスリースに使われています。

キリスト教では一年の間、青々とした葉をつけいている常緑樹は聖なる木として飾られていたと言われています。

また、常緑樹には殺菌や抗菌作用があるということから魔除けにも効果があるといわれています。

トゲのある葉はキリストの受難

クリスマスリースではトゲトゲした葉を使うときにセイヨウヒイラギをよく使います。トゲトゲとした葉はキリストの受難のシンボルであるイバラの冠を表し、キリストがキリスト教徒に忘れないようにとセイヨウヒイラギが使われたといわれています。

ちなみにセイヨウヒイラギの赤い実はキリストが流した血を表しているそうです。

クリスマスリースでよく使われるグリーンは?

お花屋さんやホームセンターなどで比較的手に入りやすいクリスマスリースのグリーン(葉もの)を紹介したいと思います。ここで紹介するグリーン(葉もの)をベースにすればクリスマスの雰囲気が出ますのでリースの花材で迷ったら参考にしてみてください。

モミ

 

モミ

学名:Abies firma

属名:マツ科モミ属 (常緑高木)

 

モミの木というとクリスマスツリーに使われてることが多い常緑樹です。一説によると青々とした雄大な枝葉を持っているモミの木はキリストの宿にしてもらうのに適していたと言われています。

クリスマスリースの花材としても、ポピュラーで立体的な葉の形をしているのでボリュームもあり、使いやすい花材です。

お花屋さんで売られているモミにはサイズがあり、バウ、ブランチ、チップと分かれています。

 

バウ(60〜70㎝) > ブランチ(45〜60㎝) > チップ(25〜45㎝)

 

セイヨウヒイラギ

 

セイヨウヒイラギ

学名:Ilex aquifolium

属名:モチノキ科モチノキ属(常緑小高木)

 

セイヨウヒイラギの別名はHolly (ホーリー)やChristmas holly (クリスマスホーリー)とも呼ばれ、ヨーロッパでは12月の花の少ない時期には花として扱われているそうです。

また、クリスマスにセイヨウヒイラギを飾るのはイタリアの古い習慣で農業の神サツヌルスを祭る際に使われたと言われています。

クリスマスリースに使う際には葉のトゲトゲで怪我をしないように注意が必要です。またはあまりトゲトゲしていないセイヨウヒイラギもありますので、そういったもの使うといいと思います。

赤い実がついているセイヨウヒイラギはクリスマスホーリーアメリカホーリーという名前で出回っています。

クジャクヒバ

 

クジャクヒバ

学名:Chamaecyparis obtusa var. filicoides

属名:ヒノキ科ヒノキ属(常緑高木)

ヒノキの仲間で時間が経つにつれてグリーンからイエローに色が変わっていくので、他のグリーン(葉もの)と合わせて使うとクリスマスリースの彩が増します。

価格も安めなのでたくさん使うことができるのも魅力の一つでボリュームを出したいときに最適な花材です。

ワイヤリングのクリスマスリースで使う際には一枝づつ使うのではなく、数本の枝をある程度長さを揃えて、まとめて使うと使いやすいです。

クジャクヒバはヒバクジャクヒバ黄金クジャクヒバなどといった名前でお花屋さんやホームセンターでは売られています。

ヒムロスギ

 

ヒムロスギ

学名:Chamaecypraris pisifera cv. Squarrosa

属名:ヒノキ科ヒノキ属(常緑高木)

 

ヒムロスギと呼ばれているのにヒノキ科ヒノキ属なので紛らわしいですがヒノキの仲間です。

ドゲトゲしているように見えますが触っても痛くなく、ふわふわとしています。また、肌が弱い人は皮膚に触れると痒くなってくることがあるので注意が必要です。

ヒムロスギもワイヤリングのクリスマスリースで使う際には一枝づつ使うのではなく、数本の枝をある程度長さを揃えて、まとめて使うと使いやすいです。

お花屋さんやホームセンターではヒムロヒムロスギヒムロヒバという名前で売られていますがヒムロと言えば大体のお花屋さんでは通じます。

ヒノキ

 

ヒノキ

学名:Chamaecyparis obtusa

属名:ヒノキ科ヒノキ属 (常緑高木)

 

日本人に馴染み深く、幅広く使われることが多いヒノキもクリスマスリースの花材として、よく使われます。

サッカーボールのような形をした実がついてるのが特徴的で、クリスマスリースのアクセントにもなります。クリスマスリースに使うには葉が柔らかいので少し使いづらいところもありますが他のグリーンとまとめることで使いやすくなります。

ヒノキには実付きのヒノキ実が付いていないヒノキが売られています。また実は取れやすいので扱いには注意が必要です。一般的にはヒノキはヒノキとして売られています。

ブルーアイス

 

ブルーアイス

学名:Cupressus arizonica‘Blue Ice’

属名:マツ科ヒマラヤシダ属(常緑高木)

 

コニファーの仲間のブルーアイスは庭木としても人気がある樹木ですが、切り花としても流通しています。細長く少しシルバーがかった色合いが特徴的な花材です。

葉をむしり取ると茎の部分から樹液が出て手がベトベトするのが厄介ですが、他のグリーン(葉もの)とは違った雰囲気があり、立体感がある形が使いやすい花材です。

ブルーアイスもワイヤリングのクリスマスリースで使う際には一枝づつ使うのではなく、数本の枝をある程度長さを揃えて、まとめて使うと使いやすいです。

その他のグリーン(葉もの)

  • セッカンスギ 
  • ゲッケイジュ 
  • ブルーバード
  • オリーブ
  • ユーカリ 
  • シロタエギク 
  • ラムズイヤー

さいごに

クリスマスリースのよく使われるグリーン(葉もの)で比較的お花屋さんやホームセンターで手に入りやすい花材を紹介させていただきました。

どのグリーン(葉もの)も丈夫なのでクリスマスリースのベースこれらの花材で作り、赤い実やオーナメントなどをつけるとより一層、クリスマスの雰囲気が出てきます。またシンプルにグリーン(葉もの)だけでも生のクリスマスリースならおしゃれでおすすめです。

また、今回紹介したグリーン(葉もの)はクリスマスリース以外のフラワーデザインでも使うことができ、フラワーアレンジメント、ブーケなどや、ドライになることからスワッグの花材としてもおすすめです。

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