結婚式では、必ずといっていいほどお花が使われています。なくても結婚式としては成り立つのかもしれませんがやはり華やかさに欠けてしまうので必需品と言ってもいいかもしれません。式場やホテルなどで行う結婚式はウエディングプランナーからお花の提案があると思いますがご自身で行うパーティ形式の結婚式などではお花も用意しなければならないです。そんな結婚式のお花はどういったところにどんな風に使われるのか紹介していきたいと思います。
2つの用途のお花
お花の用途としては新郎新婦が身につけるお花と会場の装飾に使うお花の2つがあります。
身につけるお花
ウエディングブーケ
新婦が持つウエディングブーケは結婚式においてなくてはならないものですね。ラウンドブーケ、キャクスケードブーケ、クラッチブーケなどと種類もたくさんあり、好みやドレスに合わせて選ぶといいと思います。お色直しのドレスにも合わせて2種類のブーケを用意しますが、お色直しのドレスに変わるときにも使えるように作ってもらうと一つのウエディングブーケで使い回しができます。
ブートニア
新郎が胸元につけるお花のことをブートニアと言います。ブートニアはプロポーズの際に男性が女性に花束を送りOKならその花束からお花を1本抜いて男性の胸元に挿したことから、通常は新婦が持つウエディングブーケに使われているお花と同じお花を使って作られることが多いです。
ヘッドドレス
髪飾りのことでヘアーコサージュとも言われたりします。ヘッドドレスも新婦のドレスに合わせたデザインのものがいいと思います。また金属製のアクセサリーや生花、アーテフィシャルフラワー(造花)などと素材もたくさんあります。
リストレット
新婦が手首につける花飾りのことであまり馴染みがないと思いますが、ウエディングブーケを持ってないときに手首が華やかになりますのでケーキ入刀などの際や両親への手紙を読むときなど手元が華やかに演出できます。また、ウエディングブーケの代わりにリストレットブーケというブーケもあります。
装飾に使うお花
祭壇装花
協会やチャペルなどで挙式を行う際に新郎新婦が結婚を誓う祭壇に飾る装花のことです。一般的にはホワイト系がメインも色合いになります。
チェアフラワー
ベンチフラワーとも言われ、挙式が行われる参列席の椅子のバージンロード側に飾れるお花です。また、フラワーバージンロードと呼ばれるバージンロード両脇に花びらを撒いた装飾もあり、チェアフラワーの代わりや一緒に装花します。
フラワーシャワー
新郎新婦がバージンロードを歩いて退場する際に、列席者が花びらを投げ入れ祝福する欧米での風習です。投げ入れた花がシャワーのように見えることが名前の由来です。花の香りで場を清め、魔除けをする意味があります。
メイン装花
披露宴で新郎新婦が座る高砂に飾られるお花です。メインテーブルは常に披露宴において注目されるところで写真にも撮られることの多いところなので会場の雰囲気や好きなテイストやデザインのお花を飾って華やかにするといいでしょう。
ゲストテーブル装花
その名通り、ゲストテーブル飾るお花でテーブルに中央に飾られます。特に決まりはないですがメイン装花に合わせたデザインですと会場全体にまとまりがでます。また、よく披露宴が終わった際にゲストに持ち帰ってもらったりするもします。
贈呈用のお花
装飾に使うお花とは少し意味合いが違ってきますが、両親や新郎新婦がお世話になった人に送る花束も結婚式ではよく使われます。贈呈するものはお花に限ったものではなく、新郎新婦が生まれた時の体重のぬいぐるみやお米といったものも送られたりしています。
さいごに
結婚式にはたくさんのお花を使うことができますので全ての用途をお花でやると結構な金額になってしますと思います。特にお花が必要なのはウエディングブーケ、ブートニア、メイン装花、ゲストテーブル装花だと思います。それ以外はお花以外でも代用できると思います。
知り合いにフラワーデザインができる人がいる場合は式場やホテルによっては結婚式に使うお花を持ち込みできるところもありますので確認してみるといいと思います。
結婚式というと人生の中でも一大イベントの一つだと思います。より華やかさを演出してくれるはお花かもしれません。