学 名 | Hypericum |
分 類 | オトギリソウ科 ヒペリカム属 |
原産地 | ヨーロッパ 北アメリカ |
別 名 | ヒペリクム |
和 名 | 西洋金糸梅(せいようきんしばい) 姫金糸梅(ひめきんしばい) |
英 名 | Tutsan( ターツサン) |
花言葉 | きらめき 悲しみは続かない |
出回り時期 | 周年 |
開花時期 | 6月〜7月 |
水揚げ方法 | 水切り 湯揚げ |
目次
どんな実?
ヒペリカムのほとんどは実の状態で切り花としてお花屋さんで売られています。秋の時期になると紅葉ヒペリカムとして葉が紅葉した枝物としてのヒペリカムも出回りますが、一般的にヒペリカムと言うと実物の方になります。
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ヒペリカムは、日本全土の山野で見られる弟切草(おとぎりそう)の近縁種で同属の美容柳(びようやなぎ)や金糸梅(きんしばい)に似た黄色い花が咲きますが別の植物です。
ヒペリカムの花言葉
【きらめき】【悲しみは続かない】
長く楽しむには?
ヒペリカムは花の状態ではなく、実になっているので保ちはいいですが実が黒ずんでくるとエチレンガスを発生させ、一緒にいけている花や黒くなってないヒペリカム自体の実などに影響を与えてしまうので早めに取り除いたほうがいいです。
実は黒くなってしまいますがドライフラワーにもなります。
ヒペリカムの種類
ヒペリカムっていうとレッド系の赤い実が多く使われていて見かけることが多いと思いますがレッド系以外の色もたくさんあります。
ピンク系
- エリートアンバー
- キャンディーフレア
- チェリーブロッサム
- マジカルキス
- ミスティックフレアー など
レッド系
- エンビーフレア
- シャイニーロマンス
- マジカルチェリー
- レッドジュエル
- ワイルドロマンス など
オレンジ系
- マジカルオレンジ
- メローロマンス など
イエロー系
- アイスクラシック
- アイボリークラシック
- アイボリーフレア
- マジカルアイボリー など
グリーン系
- グリーンアップル
- ジャングルロマンス
- フォレストフレアー
- マジカルグリーン
- ワサビグリーン など
ブラウン系
- エクセレントフレアー
- チョコレートアトラクション
- マジカルブラック
- マジカルモカ など
ホワイト系
- クールロマンス
- ココアヴァンティ
- ココウノ など
さいごに
切り花だと一年を通して流通していて、お花屋さんでも手に入りやすい切り花です。
ヒペリカムというと真っ赤な実が特徴的で多く出回ってますが他の色合いのヒペリカムもたくさんあり、丈夫で可愛らしい実が人気のある切り花です。
品種によっては飾っておくとカレーのような香りがするので知らないとまさかヒペリカムからカレーの香りがするとは思わないかもしれませんね。
フラワーデザインでも使いやすい花材で、フラワーアレンジメントやブーケなどでも使われることが多く、茎がしっかりしているのでフローリストナイフでは少し切りづらい場合がありますのでナイフの使い方に慣れていない人はハサミで切った方が無難かもしれません。