一輪挿しに使われる材料で陶器や磁器というのはよく使われていて、種類もたくさん出回っています。いろんな色合いの一輪挿しがあり、温かみがあり、さまざまな形があるのも陶器や磁器でできている一輪挿しの特徴だと思います。
さりげなくおしゃれなカフェに置かれていたり、SNSの写真を見て花を飾ってみようかなと思ったことがある人もいると思います。
しかし、探し始めるとたくさんの種類があって迷われることもあると思います。今回はそんな人に参考になるような陶器や磁器製の一輪挿しをご紹介したいと思います。
そもそも陶器や磁器って?
陶器や磁器と聞いてもその違いは見た目ではあまりわからないかもしれません。あまり一輪挿しとは関係ないですが陶器や磁器に付いて少し説明したいと思います。
陶器とは?
カオリナイト(カオリン)やモンモリロナイトを多く含んだ粘土を原料とし、窯で1100~1300℃の温度で焼いたもの。釉薬を用いる。透光性はないが、吸水性がある。厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。粗陶器と精陶器に分けられる。日本では、古代に愛知県の猿投窯で国内初の人工施釉陶器(灰釉陶器)が生産されたことから始まり、瀬戸焼、伊賀焼や大谷焼などが知られる。
陶器に関してははこんな感じで一輪挿しだけではなく、その他のフラワーベースでもでもよく使われる材質です。
磁器とは?
半透光性で、吸水性が殆どない。また、陶磁器の中では最も硬く、軽く弾くと金属音がする。粘土質物や石英、長石→陶土を原料として1300℃程度で焼成するが、焼成温度や原料によって軟質磁器と硬質磁器に分けられる。また、石英の一部を酸化アルミニウムに置換し、強度を高めた磁器も開発されているが、こちらには透光性が殆どない。
日本の主な磁器として肥前磁器(伊万里焼)や九谷焼などがある。
磁器に関してははこんな感じで一輪挿しだけではなく、その他のフラワーベースでもでもよく使われる材質です。
注意することは?
一輪挿しの形によっては洗いにくいものもあります。その際にはこまめに水を換えてあまり汚れないようにするか、ハイターなどでつけ置きして汚れを落とすといいでしょう。一輪挿しの内部が汚いまんまだと花保ちにも影響することがあるのでなるべく綺麗にしておいたほうがいいと思います。
また、陶器や磁器は落としたり、ぶつけてしまったりしたら割れてしまうので、小さなお子さんやペットを飼われている人は置き場所には気をつけましょう。
形はどんなのがあるの?
一輪挿しの形は様々で一輪挿しとして使いやすい形は口(花を入れるところ)が狭い方が少ない本数でも綺麗に飾ることができます。逆に口が広い場合はたくさんの量の花を入れれるので一輪挿しというよりは花瓶といった感じになります。
一輪挿しやフラワーベースの形は主に
- シリンダータイプ(円柱型)
- オーバルタイプ(卵型)
- ドロップタイプ(涙型)
- スリムタイプ(中細型)
- コーンタイプ(円錐型)
- ボトルタイプ(徳利型)
- ボールタイプ(球型)
- ディッシュタイプ(水盤型)
といった形で一輪挿しとして使いやすいのは、ドロップタイプ(涙型)、コーンタイプ(円錐型)、ボトルタイプ(徳利型)の3種類が使いやすくいのでおすすめです。
花束貰ったけど、お花を買いたいけど、花瓶がなかったりしたことがある人もいると思います。いざ花瓶を買おうとしてもお花を飾り慣れてない人はどんな花瓶が使いやすのか分からないこともあるかと思います。そんなフラワーベースの中から花瓶[…]
おすすめをご紹介
数ある中から、使いやすくておしゃれな一輪挿しを紹介したいと思います。
1.pottery mall
ボトルタイプ(徳利型)の一輪挿しで全体が捻れているデザインが特徴的でシンプルなのでどんなインテリアにも合い、飾る切り花もどんなものでも合わせやすいです。あらゆるシーンで使えるので一つ持っておいてもいいと思います。
2.Still Green
一見すると一輪挿しに見えない個性的な形がインパクトがりおしゃれな陶器の一輪挿しです。形が個性的なので切り花を飾ってなくてもインテリアとして飾っておけるのも魅力的です。ただし、この形状だと内部は洗いにくそうなのでこまめに水換えはした方がいいでしょう。
3.Affari
小さな一輪挿しは一つだとあまり存在感がないですが、何個かまとめて切り花を飾ると存在感も増し、おしゃれ度も増します。また、この一輪挿しは落ち着いた色合いなので、どんなテイストのインテリアにも合いやすいと思います。まとめて使ってもいいですし、小花を分けていろんなところの飾ってもいいと思います。
4.Kahler
陶器製でボトルタイプ(徳利型)の一輪挿しで、安定感がありボーダーのラインが一輪挿しのみでもおしゃれなインテリアになりそうです。同じようなデザインでもサイズ違いのものも多く、サイズ違いで揃えて飾るのいいと思います。形状はオーソドックスな形なので切り花も飾りやすく安定感もあります。
5.GAOLILI
形状はコーンタイプ(円錐型)ですが四角錐になっているありそうで探すとなかなかない幾何学的な形をした一輪挿しです。下部に重心があるので安定感もあり、モダンな雰囲気が素敵で切り花だけではなく、枝や葉だけ飾ってもおしゃれです。
6.KINTO
見た目はまるで石のような形が面白い一輪挿しです。高さが低いので切り花を高く飾るような飾り方はできませんので低く飾るほうがいいでしょう。また、見た目が石のようなので一輪挿しの周りに本物の石を置いてもおしゃれだと思います。
7.ユープロダクツ
形はよくあるボトルタイプ(徳利型)の一輪挿しですが、この一輪挿しの特徴はその色です。ワインカラーやパープル、イエロー、ターコイズブルーなどと、たくさんのラインナップがあるので違う色で揃えてみてもいいかもしれませんね。
8.ビスク一
国産の美濃焼で作られている一輪挿しで、口の大きさが小さいので切り花一本でも止まりやすく、飾りやすいです。形も幅があるボトルタイプ(徳利型)なので安定感があります。またホワイト形の色ですが質感がマットなのでいろんなインテリアに合いそうです。
9.+d
上記の写真ではわからないと思いますが形がテトラポットの形になっています。また内側の色が薄いピンクになっていて、さりげなくおしゃれです。テトラポットの形が一個でも存在感がありますが複数飾るともっと可愛らしくおしゃれになるんではないかと思います。
10.アーネスト
平置きと斜め置きができる一輪挿しで、和洋どちらのテイストにも合わせやすい瀬戸焼でできた一輪挿しです。難点はとても洗いにくいので、こまめに水換えするか、ハイターなどにつけ置きして洗うといいでしょう。また、卵の殻を粉々にして内部に入れ、シャカシャカと振って汚れを落とす方法もあります。
さいごに
一輪挿しといっても様々種類があるので、迷われるともいます。オーソドックスな形の一輪挿しは一つ持って置くと、いけやすいしどんなシーンにでも合うのでおすすめです。あとはご自宅などのインテリアに合わせて気に入ったものを選ぶといいと思います。最後に大きさには注意してくださいね。ネットショップだと思いの外、大きかったなんてこともよくあります。