学 名 | Helianthus annuus L. |
分 類 | キク科 ヒマワリ属 |
原産地 | 北アフリカ メキシコ |
別 名 | 日車(ひぐるま) 天竺葵(てんじくあおい) 日輪草(にちりんそう) など |
和 名 | 向日葵(ひまわり) |
英 名 | sunflower (サンフラワー) |
花言葉 | 私はあなただけを見つめる いつわりの富 ニセ金貨 熱愛 情熱 など |
出回り時期 | 周年(最盛期は4月〜9月) |
開花時期 | 7月〜9月 |
水揚げ方法 | 水切り 湯上げ |
どんな花?
向日葵(ひまわり)の学名のHelianthus (ヘリアンサス)は太陽の花という意味で花の形が太陽に似ていることが由来とされています。また、向日葵(ひまわり)の花は太陽の方向に花が向くことも名前の由来の1つとされていますが花が太陽の方向に向くことはないです。
向日葵(ひまわり)はコロンブスがアメリカ大陸で発見したと言われています。その後は、スペインの医師ニコラス・モナルデスがスペインに持ち帰り、マドリード植物園で栽培され、16世紀頃にフランスに、そしてロシアに伝わっていきました。当時のロシアでは、ロシア正教会によって、四旬節の40日間と復活節の期間は油脂製品などの制限されていたため、ロシア正教会の食品リストに記載されていなかった向日葵(ひまわり)の種を食べたり、油を作っていたと言われています。そして、向日葵(ひまわり)はペルーやロシアの国花とされています。
日本に伝わってきたのは、1666年(寛文6)にきたと言われています。当時は日を追って廻る花ということから、日廻りと呼ばれ、現在の向日葵(ひまわり)呼ばれるようになったのは1688年から1704年頃だと言われています。
向日葵(ひまわり)の花言葉
【私はあなただけを見つめる】
【あなたを幸福にする】
【あなたは素晴らしい】
【いつわりの富】【ニセ金貨】
【待っててね】【あこがれ】
【愛慕】【崇拝】【熱愛】
【情熱】【光輝】
長く楽しむには?
葉が大きい向日葵(ひまわり)は葉からの蒸散で水下がりしやすいので取ってしまうといいでしょう。また、茎には細かい毛が生えているのでバクテリアが発生しやすく腐りやすいので、水は少なめと言われていますがバクテリアが発生しない温度なら通常の水の多さで大丈夫です。夏場の暑い時期は水は少なめの方がいいでしょう。また、品質保持剤も有効的なので使うことで花保ちがよくなります。
向日葵(ひまわり)の種類
向日葵(ひまわり)というとイエロー系の花色が多いですが、レッド系やブラウン系のシックな向日葵(ひまわり)もあり、人気があります。
レッド系
- クラレット
- ココア
- プラットレッド
- プロカットレッド など
イエロー系
- ゴッホのヒマワリ
- ゴーギャンのヒマワリ
- マティスのヒマワリ
- モネのヒマワリ
- サンリッチオレンジ
- パナッシュ
- ビンセントオレンジ
- 東北八重
- レモネード
- レモンエクレア など
ブラウン系
- ダブルダンディ
- チョコフレーク
- ムーランルージュ
- ルビー
- ルビーエクスプレス など
さいごに
太陽なような黄色い花と大きな葉をつけ、高くさく姿は、いかにも夏の花という感じがします。しかし、切花だと周年通して出荷されていますが夏の花のイメージが強いのであまり需要はないです。近では、比較的、花の大きさが小さいひまわりが主流で、花は日持ちもいいですが、葉は水下がりがしやすいので、出来るだけ取っておいた方がいいでしょう。またバクテリアの影響も受けやすいので茎が水に浸かってる部分が茶色く変色していたら、新しい水に変えて、茶色くなった部分を切ってから飾るといいでしょう。
夏らしい向日葵(ひまわり)は人気のある花で、品種も意外に豊富にあります。イエローやオレンジといった定番のカラー以外にも茶系のひまわりもあります。夏には夏らしくひまわりを飾ってみるとより、夏を感じられますね。