送別会は誰でも参加したことが多いともいます。会社に勤めている人なら上司の定年退職や寿退社、転職、移動といった人生の転換期でもありますね。
学生なら先輩の卒業だったり、先生の退職や移動だったりと、そんな時に感謝やお礼などの気持ちを言葉だけではなく、花束にして贈ってみるのもいいと思います。
しかし、花束なんて買ったことないし、会社で買ってくるように頼まれたけど、送別会の幹事だから用意しなきゃなどと普段から花束を買ったことない人にとっては少しハードルが高いかもしれません。
今回はそんな人に参考になるような送別会の花束はどんなのがいいの?という疑問の答えていきたいと思います。
その前に花束って?
花束が分からない人は少ないと思いますが送別会に適した花束というのはあります。
花束選びを失敗すると送別会で渡すときに花が枯れていたりしおれてしまったりしてしまうこともあり得ます。
お花屋さんでは花束とブーケまたはブーケ風と言う言い方で形が違ったりします。
お花屋さんで花束を注文するときに花束にしますか?ブーケにしますか?と聞かれたことがある方もいらっしゃると思います。いやいや、どっちも花束だよね?何か違いがあるの?なんて思ったことはないですか?ブーケというとウェディングブーケ[…]
花束の形は基本的にはワンサイドブーケとオールラウンドブーケの2つなので用途に分けて使い分けるといいでしょう。
花束とブーケは直訳すると同じ意味ですが日本では、この二つは違うデザインになっており、花束は長い花束、ブーケはウェディングブーケのような小さくて丸い花束と分けられています。少しややこしいので、今回は同じ意味で花束=ブーケでお話[…]
送別会の花束どんなのがいい?
送別会にはワンサイド?オールラウンド?
お花屋さんでは花束と言われるのはワンサイドブーケのことをで縦に長い形をしていています。
ワンサイドブーケの特徴は長い形をしているので大きくボリュームがあります。渡す際に華やかさが演出できるので、送別会ではワンサイドブーケが使われることが多いです。
また、ブーケやブーケ風と呼ばれている花束は形が丸いオールラウンドブーケのこといい、ウェディングブーケで使われているような形をしている花束です。
コンパクトなので持ち運びやすく、丸い形が可愛らしいのが特徴です。また、ラッピングを外してそのまま花瓶に飾って綺麗に飾れます。
ワンサイドブーケ
- 大きさは長く大きめ
- 華やかで豪華
- 送別会では定番の形 など
オールラウンドブーケ
- コンパクト
- 丸くて可愛らしい形
- 花瓶に飾りやすい など
お花屋さんに注文の仕方
実際にお花屋さんに送別会の花束を注文する際によく聞かれることや注意した方がいいことをまとめてみました。
まずは
まずは送別会で使う花束と言うことを伝えた方が注文がスムーズにいきます。忘れがちですがとても重要です。
予算はいくら?
予算がわからないとお花屋さんは花束を作ることができません。しかし花束を買い慣れていない人にとってはいくらが相場なのかも分からないかもしれません。
使う切り花によってもボリュームや大きさも変わってきますし、切り花によっても価格は違うので、どれぐらいの大きさが必要なのか?どんな切り花を使いたいのか?と希望がある場合はお花屋さんに伝える注文がスムーズになります。
いや、もう何もかもわからないと言う場合はお花屋さんに要相談ですね。
送別会で使う花束の参考価格
友人や知人の場合
3000円〜5000円
会社の同僚や先輩
3000円〜8000円
会社の上司
5000円〜10000円
男性?女性?
花束を贈る人が男性か女性かと言うのは意外に重要です。
性別によって、ラッピングの仕方や色、使う切り花を変えたりと花束の雰囲気をお花屋さんは変えることが多いです。
といってもお花屋さんのほうから男性か女性かは聞かれると思います。
何色にする?
男性?女性?とも関係しますが花束の色合いの希望がある場合は伝えるお花屋さんはイメージしやすくなります。
何色にするかで花束のイメージもだいぶ違ってきますし、贈る人が好きな色やその人もイメージの色なんかでもいいと思います。
しかし、注意すりことが1つあり、男性だからブルー系の花束といっても切り花には残念ながらブルー系の切り花が極端に少ないです。その際にはラッピングがブルー系になったり、少しパープル系の切り花が入ったりすることが多いです。
お花屋さんには青い切り花が少ないです。と言われてもお花屋さんによく行く人や切り花に詳しい人なら当たり前と思うかもしれませんが、知らない人の方が断然に多いです。お花屋さんに行ってブルー系の花束をくださいといってもブルーの花は少[…]
日時もしっかり伝えよう
送別会シーズンになるとお花屋さんも繁忙期になってきます。
どーしても花束は手作りなので作るのに時間がかかってしまいます。なので繁忙期だと予約した時間ギリギリに出来上がるといったこともあります。
なので少し早く取りに行こうと思っても、できてないなんていうこともあると思います。
早めの予約がおすすめ
なるべく、送別会が決まったら早めに花束の予約をすることをおすすめします。
送別会シーズンは繁忙期なので当日や前日ではお花屋さんによっては対応できない場合があったり、お店にある切り花が減ってしまってご要望に応えられないといったこともあり得ます。
忙しい時は電話注文
直接、お花屋さんに忙しくて行けない場合や送別会場の近くのお花屋さんに注文したい場合などといったこともあると思います。
そんな時は電話注文できるお花屋さんも結構ありますので早めに注文したいけど、お花屋さんに行く時間がないという方は一度お花屋さんに電話してみてもいいかもしれません。
意外に重要なこと
渡すまでの時間
意外に重要な渡すまでの時間です。花束を買い慣れていない人に多く、例えば送別会の前日の夜に取りにきます、花束を渡すのは次の日の夕方です。といったことがあります。
花束は簡易的な保水はしてありますが長時間の保管にはあまり向かないです。
半日程度なら大丈夫ですが丸一日以上渡すまでに時間がある場合は花に元気が無くなったり、保管状況によっては最悪の場合は枯れてしまったりすることもあるので、花束を取りに行くのはできるだけ送別会の時間ギリギリの方がいいです。
近くなら配達も可能
取りに行くのはなるべくギリギリがいいといいましたが、送別会の準備でバタバタしている時に取りに行く時間がないと言う場合は送別会場の近くのお花屋さんだったら、配達してくれるお花屋さんも多いです。
しかし注意するのは送別会シーズンは繁忙期なので何時何分にといったピンポイントでの時間指定は難しいかもしれませんし、断られてしまうこともありますので配達時間はある程度の幅がある方が安心です。
送別会の会場に預けておけるかも
送別会中も幹事の人や進行の人は忙しくて対応できない、ピンポイントの配達時間できないとなると困るなと言う人は、送別会会場が花束を代わりに受け取ってくれたりしますので、一度会場に聞いてみるといいと思います。
また、会場によっては受け取って預かってくれるところもあります。もし可能ならお花屋さんも配達時間を気にしなくてもいいですし、ちゃんと花束を受け取れるので安心です。
持ち帰る際は電車?車?
花束を貰った人は持ち帰る際に電車だったり、車だったり、歩いて帰ったりとさまざまですが、電車で帰る際には都心部の人などは時間帯によっては混雑している場合もあります。
電車の場合は持ち帰りやすいデザインにしてもらったり、花束を抱えて帰るのは大変なので花束を入れる袋をつけてもらうといいでしょう。
お花屋さんによっては袋を普段つけないことも多いので、一言、電車なんで袋をつけてくださいと言うと安心です。
さいごに
どちらかと言うと花束を買い慣れてない人の方が多いのが日本です。
ポイントさえ分かってしまえばそんなに難しいことではないのですが、わからないことがあればお花屋さんに聞いてみるといいでしょう。