卒園式の時にお世話になった先生に園児からのプレゼントで一本巻きの花を贈るなんてこともあると思います。たぶん、この記事を読む方は、保育園の役員をしていて、先生に渡すプレゼントを探していいたり、花をあげようと考えているけど実際どんな感じがいいのかなと思っている人が多いかと思います。
知り合いにお花屋さんがいたり、フラワーデザインを習っていたり、普段から花を買いなれているとそんなに悩むことはないかもしれません。けれど、予算がそんなにかけれない、けれど用意しないといけないと悩むことは多いと思います。
結論から言ってしまうと相談するお花屋さんで違います。多くは1束が100〜200円の予算が多いと思います。子供らしく可愛らしい花で価格も予算内でラッピング込みとなると実際選べる花は限られてきます。また、注文する際の注意点などや少しでも安く買える方法も含めて、ご紹介したいと思います。
卒園式の時期にあるのは春の切り花
卒園式シーズンにお花屋さんなどで流通している切り花は一年中を通して生産されている切り花と春の時期だけしか出回らない春限定の切り花になります。その中でもお花屋さんで安定的に取り扱われている切り花で園児が持っていても可愛らしく、一本でも存在感がある切り花はそんな多くはないです。
春限定の切り花
せっかく、だから春の切り花を使いたいと思う人も多いです。春は切り花の種類も増え、花いろも可愛らしいものが多いです。
チューリップ
チューリップといったら春を代表する切り花ではないでしょうか。卒園式や入園式といったシーンで使われることが多い切り花です。花色も豊富で、可愛らしい花の形で、何と言っても誰もが知っている定番の花だと思います。葉も付いているので1本巻きの花束にしてもボリュームが出やいです。
花言葉
思いやり、博愛など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜200円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、パープル系、ホワイト系、ミックス系
ラナンキュラス
ラナンキュラス発色が良く、花弁がたくさんあるので可愛らしく華やかな切り花です。また、花色も豊富にある春の球根植物です。可愛らしい切り花なので春の切り花の中でも、トップクラスの人気があります。変わった咲き方のラナンキュラスもありますが価格は高くなりますがスタンダードなラナンキュラスはそんなに高い切り花ではないです。
花言葉
魅力的、名声・名誉、大家族、光輝を放つ、美しい人格など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜400円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、パープル系、ホワイト系、ミックス系
アネモネ
アネモネは少し落ち着いた花色が多く、花言葉がイマイチお祝い事には向かない言葉がありますが花の形は花らしく、そして比較的大きいので一輪でも存在感がある切り花です。アネモネもラナンキュラス同様に春の切り花の中ではトップクラスに人気が高い切り花です。また、ブルーに近い色があるのも魅力の1つです。
花言葉
薄れゆく希望、はかない恋、無邪気、可能性、期待など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜300円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、パープル系、ブルー系、ホワイト系、
春にもある花
切り花の中には季節関係なしに生産され、流通している切り花が多くあります。
ガーベラ
ガーベラは花の形が花らしくて可愛らしく花色も豊富にあり、一年を通して流通している切り花です。どんなシーンにも使いやすく、その花の形から一輪でも存在感があります。また、咲き方もたくさんありますが、変わった咲き方や、花が大輪のガーベラは価格が高くなる傾向になります。花の大きさは極小輪や小輪といった大きさな比較的価格も低めです。
花言葉
神秘、究極の美、崇高美など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜200円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、パープル系、ホワイト系
バラ
バラは切り花の中でトップクラスの品種の多さがあり、花色も豊富です。価格が高めの印象があると思いますが花の大きさが小さく、茎が短いバラは価格も高くないバラもあります。少し園児が持つには大人っぽい感じがしてしまうかもしれませんが花色が豊富なので子供が持っても可愛らしい花色もたくさんありあます。
花言葉
愛、美、一時の感銘、戦いなど(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜800円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、パープル系、ホワイト系、ミックス系
カーネーション
カーネーションも一年を通して安定して流通している切り花です。あまりイメージはないかもしれませんがカーネーションも花色が豊富で一見するとカーネーションと気づかないような花色の品種もあります。どうしてもカーネーションというと母の日の花というイメージが強いですが品種が豊富にあるので可愛らしい花色のカーネーションも多くあります。
花言葉
集団美、愛を信じる、熱愛など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜200円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、パープル系、ホワイト系、ミックス系
予算に応じてプラスすると可愛らしい切り花
もう少し華やかにしたかったり、一輪だけだとすこし寂しい感じがしてしまう場合は小花や引き立て役になるような切り花、グリーン(葉っぱ)を加えてみるといいかもしれません。
スイートピー
スイートピーは春を代表する切り花の1つで甘酸っぱい香りとフワフワヒラヒラとした花びらが特徴的な春限定の切り花です。スイートピーだけだと少し物足りなさがありますが他の切り花と合わせることでお互いを引き立ててくれます。花色も豊富で変わりらしい色合いのものから少しシックで大人っぽいものまで様々な花色があります。
花言葉
門出、優しい思い出、青春の喜び、私を覚えていてなど(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜200円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、グリーン系、パープル系、ホワイト系、ミックス系
フリージア
春限定の切り花のフリージアの最大の魅力は香りがいいことではないでしょうか。花色は豊富ですが一般的によく出回っているのはイエロー系のフリージアが多いです。フリージアだけだと少し卒園式のイメージとは違った感じがしてしまいますが、イエロー系のフリージアは他の切り花と合わせると元気なイメージが園児たちによく合うと思います。
花言葉
など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜200円ぐらい
花色
ピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、パープル系、ブラウン系、ホワイト系
マーガレット
小さな花らしい小花が可愛らしい切り花で葉が多くついているがあるので少ない本数でもボリュームを出すことができます。また、春に咲く花としても有名です。花自体はあまり大きくないのでメインといった感じではないですがガーベラやチューリップといった切り花と合わせることで、それらの切り花を引き立ててくれます。
花言葉
恋の行方、誠実、真実の友情、真実の愛、美しい容姿など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
100〜200円ぐらい
花色
ピンク系、オレンジ系、イエロー系、ホワイト系
かすみ草
小花がたくさん咲いている姿が可愛らしい切り花のかすみ草は一年を通して安定して流通している切り花で、よく名脇役として使われることが多いのもかすみ草の魅力だと思います。しかし、かすみ草は意外に高い切り花なので1本丸々使うのではなく1本を小分けに使うといいと思います。かすみ草を入れたい場合はお花屋さんに相談をすると価格を抑えることができるかもしれません。
花言葉
清らかな心、無邪気、親切、幸福、夢心地、切なる思い、感激など(花色によっても花言葉が変わります。)
価格
300〜600円ぐらい
花色
ホワイト系、その他には染めたかすみ草もあります。
葉っぱ類
花以外にもグリーン(葉っぱ)を1本入れるだけでも雰囲気が変わります。価格も比較的安いので花一輪だけではなにか物足りない感じがした場合はグリーン(葉っぱ)を入れてみるのもいいかもしれません。
注文する際の注意点
卒園式シーズンは価格が上がる
切り花の需要がある時には切り花の価格が少し上がります。例えばクリスマスなら赤い切り花、母の日ならカーネーションといったように卒園、卒業シーズンには、ガーベラやチューリップといった可愛らしい花の価格が上がってしまうことがあるので、早めにお花屋さんに注文もしくは相談して予算を伝えた方がいいでしょう。
ラッピング料金もかかるかも
お花屋さんによってラッピング代金が有料のところと無料のところがあります。またいくら以上ならラッピング無料といったようにお花屋さんによって違うのでラッピング代は確認していた方がいいと思います。
なるべく安く手に入れる方法
早めに注文する
早めに注文することでお花屋さんも仕入れの予定を立てやすく、予算内で探してくることができます。ギリギリだと仕入れが間に合わなかったり、卒園卒業シーズンは繁忙期になるので他の予約分で手一杯で断られてしますこともあるかもしれません。
そして、お花屋さんで予算内で出来るところもあれば出来ないところもあります。1つのお花屋さんで断られても、早めに行動していれば、予算内で作ってくれるところを探すことができます。
本数が多い場合は融通を聞いてくれるかも
本数が多いと大量に仕入れることができ、売れることが分かっているのである程度の価格を融通してくれるお花屋さんもあると思います。大量というのは大体20束〜といった感じです。切り花の種類にもよりますが切り花にはロット数があるので11本となるとお花屋さんは20本仕入れなければなりません。なので11本より19本といった方がロスが少ないということになります。
切り花だけ買って自分たちでラッピングしてみる。
お花屋さんによってはラッピング代金が別になるところも珍しくはないと思います。一本巻きの花束のラッピングは手間がかかるだけで難しくはないです。ラッピング用紙はお花屋さんでも扱われていますし、ホームセンターなんかでも揃うと思います。アイディア次第ではほとんどお金がかからないといったことも出来るかもしれませんね。
さいごに
保育園や幼稚園などで役員をしている花担当の方の悩みになるのが予算の中で一本巻きの花束が揃えることができるのかが多いと思います。豊富に予算がある場合はどんな花束でもいいかと思いますが決められた予算内では難しいこともあると思います。最後にポイントをまとめたい終わりにしたいと思います。
おすすめの切り花
- チューリップ
- ガーベラ
- ラナンキュラス
すこし物足りない場合はグリーン(葉っぱ)や小花を予算に合わせていれるといいと思います。
注意点
- 早めに予約
- なるべく多めに注文
- ラッピング代にも注意
なるべく早くお花屋さんに相談することをおすすめします。