学 名 | Smilax china |
分 類 | ユリ科 シオデ属 |
原産地 | 東アジア 日本 中国 朝鮮半島 インドシア |
和 名 | 山帰来(さんきらい) 猿捕茨(さるとりいばら) |
英 名 | greenbrier(グリーンブリア) catbrier(キャットブリア) chinaroot (チャイナルート) |
花言葉 | 元気 屈強 不屈の精神 元気になる |
出回り時期 | 5月〜1月 |
開花時期 | 4月〜5月 |
水揚げ方法 | 水揚げ不要 |
どんな実?
日本でも九州から北海道まで自生する山帰来(さんきらい)の葉は、関西地方より西では、端午の節句などで餅を包む時に使われていたり、根っこは駆微薬や利尿薬といった民間薬として使われていたと言われています。
別名の猿捕茨(さるとりいばら)は、その名の通り猿が棘に引っかかって捕まることが由来になっています。
鋭い棘があるのですが、切り花では棘のない品種が多く出回っています。
山帰来(さんきらい)の花言葉
【元気】【屈強】
【不屈の精神】【元気になる】
長く楽しむには?
赤い三帰来(さんきらい)はドライフラワーとして使いうことがほとんどなので、水揚げも不要で花保ちもとてもよく、水につけなくても大丈夫です。
流通は少ないですが、葉や緑色の実が付いた山帰来(さんきらい)は水に浸けておいた方が花保ちがいいです。
山帰来(さんきらい)の種類
山帰来(さんきらい)はドライフラワーの花材として使われることが多いので、赤い実が付いたのが多いです。またドライフラワーになった山帰来(さんきらい)に金や銀の塗料を塗った加工品もあります。
生花では葉や緑色の実が付いた山帰来(さんきらい)も流通しています。
レッド系
- サンキライ(レッド) など
グリーン系
- サンキライ(グリーン) など
シルバー系
- サンキライ銀塗り(加工品) など
ゴールド系
- サンキライ金塗り(加工品) など
さいごに
山帰来(さんきらい)というと赤い実を付けたものがクリスマスシーズンにクリスマスの装飾としてよく使われています。クリスマスのイメージが強い花材かもしれませんが、いけばなでもよく使われる花材なので、合わせる花材で見え方は変わってきます。
蔓状なので、リースの花材としても使いやすいですし、赤い色が褪せないのでドライフラワーになっても見た目があまり変わらないのも魅力的な花材です。
注意した方がいいのは、物によっては赤い実がポロポロと落ちてしまいせっかくの実がなくなってしまうことがありますので、購入の際にはよく、チェックするといいでしょう。
ドライフラワーは色味がどうしても地味になりがちなので綺麗な赤い実が彩りを与えてくれると思います。