学 名 | Cornus alba var. sibirica |
分 類 | ミズキ科 ミズキ属 |
原産地 | 中国北東部 シベリア 朝鮮半島北部 |
和 名 | 珊瑚水木(サンゴミズキ) 白玉水木(しらたまみずき) |
英 名 | Tartaric dogwood(タータリアンドッグウッド) |
花言葉 | 耐久 洗脳 成熟した精神 など |
出回り時期 | 9月〜2月 |
開花時期 | 5月〜6月 |
水揚げ方法 | 空切り 水切り |
どんな花木?
葉が落ちた後、霜が降りるころに枝が紅珊瑚色に変わることから、珊瑚水木(さんごみずき)というのが名前の由来となっています。お花屋さんにでは、サンゴモミジやアカボウと呼ばれたりもします。
ミズキ科の植物のほとんどが実が赤く熟しますが、珊瑚水木(さんごみずき)は、実が白く熟すことから白玉水木(シラタマミズキ)と呼ばれ、本来はこちらが正式名称になります。
日本に来たのは明治時代と言われ、主に庭木として、普及しました。
珊瑚水木(さんごみずき)の花言葉
【耐久】【洗脳】
【成熟した精神】
長く楽しむには?
珊瑚水木(さんごみずき)は、丈夫な枝ものなので、特に気をつける部分はありません。
水に浸けていると、根が生えてきたり、葉が出てきたりと切り花の中でも生命力が強いです。
また、水に浸けていなくても、丈夫なのである程度の期間は見た目が変わることはないです。
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珊瑚水木(さんごみずき)の種類
珊瑚水木(さんごみずき)は、花が付いている時期の出荷はなく、葉が落ちて枝が赤く色づいた状態で出荷されます。多く見るのは枝が赤く染まった状態の珊瑚水木(さんごみずき)が多いですが、そのほかにもイエロー系やブラック系も流通しています。
レッド系
- サンゴミズキ(レッド)
- ウェストンバード など
イエロー系
- サンゴミズキ(イエロー) など
ブラック系
- サンゴミズキ(ブラック) など
さいごに
赤く染まった枝が特徴的な珊瑚水木(さんごみずき)は丈夫で保ちがいい枝ものとして、人気がある切り花になります。特に飾る際の注意点もなく、水に浸けていれば根や葉が生えてくるほど、生命力があります。
枝のラインがまっすぐなので、ボリュームがある方ではないですが、大きさは短いものから長いものまで豊富にありますので、飾る場所に合わせるといいと思います。
また、クリスマスシーズンのディスプレイにも赤く染まった枝がよく合います。
フラワーデザインでも、使いやすい枝もので、さらにいろんな使い方ができるので人気がある枝ものになります。直線的なラインは場合によっては使いづらいかもしれませんが、多少ならタメてラインにカーブをつけることができますし、水に漬けなくてもしばらくは、変わらないのでブーケのベースに使ったり、リースの土台に使ったりと加工して使うこともできます。
アイディア次第でいろんな使い方ができるのも、珊瑚水木(さんごみずき)の魅力の一つだと思います。