学 名 | Papaver nudicaule |
分 類 | ケシ科 ケシ属 |
原産地 | シベリア 西南アジア ヨーロッパ コーカサス |
別 名 | シベリアヒナゲシ |
和 名 | 芥子(けし) |
英 名 | poppy (ポピー ) |
花言葉 | 忍耐 忘却 なくさめ いたわり 思いやり 恋の予感 陽気で優しい など |
出回り時期 | 12月〜5月 |
開花時期 | 3月〜5月 |
水揚げ方法 | 水切り 湯揚げ |
どんな花?
ケシ属には約60種ほどがありますが切り花として出回るのは少なくそのほとんどがアイスランドポピーです。
ケシの仲間はヨーロッパからアジアなど北半球の温帯地帯に広く分布しています。その一種には北海道に自生する千島雛罌粟(としまひなげし)があります。
ケシの果実からモルヒネの原料である阿片(あへん)を取ることは古くから行われており、すでに紀元前300年ごろからされていたと言われています。ケシをを作ることは麻薬取締法で禁止されていますがモルヒネが取れない花を観賞するためのケシは栽培してもよく切り花で出回っているポピーも観賞するためのケシの仲間です。
ポピーの花言葉
ポピーは花色の違いで花言葉も違ってくるようです。
ポピー 全般の花言葉
【いたわり】【思いやり】
【恋の予感】【陽気でやさしい】
イエロー系
【成功】【富】
レッド系
【慰め】【感謝】
【よろこび】
ホワイト系
【眠り】【忘却】
【推測】【疑惑】
【わが毒】
長く楽しむには?
切り花だと茎が腐りやすいので浅水にいけ、茎が茶色く変色したら切り戻し、こまめに水を変えることで花保ちがよくなります。
ポピーの種類
切り花で出回っているポピーの種類は少なく、そのほとんどが色とりどりのアイスランドポピーです。あとは少量ですがオリエンタルポピーと雛罌粟(ひなげし)、シャーレーポピーがあります。
- アイスランドポピー
- オリエンタルポピー
- 雛罌粟(ひなげし)
- シャーレーポピー
さいごに
特徴的な細かい毛に覆われた蕾の状態から切り花だと流通しており、蕾から花が咲く姿には生命力を感じます。花弁が薄く発色のいい花色と茎が細くその割には花が大きい姿は花らしい花です。
春を代表するポピーはシンプルにポピーだけをまとめて飾ってもおしゃれな花です。また他の花と合わせるときは草花系の花と合わせると綺麗にまとまりやすいです。
フラワーデザインで使う際には、蕾の状態で使う場合はしばらくすると花が咲いてくるのである程度の空間をとって使った方が花潰れを防ぐことができます。フラワーアレンジメントでもブーケでも草花系の花材と合わせて使うとまとまりやすいです。