学 名 | Nandina domestica |
分 類 | メギ科 ナンテン属 |
原産地 | 日本 アジア など |
和 名 | 南天(なんてん) |
英 名 | Nandina(ナンディア) Heavenly bamboo (ヘブンリーバンブー) |
花言葉 | 良い家庭 福をなす 機知に富む 私の愛は増すばかり など |
出回り時期 | 6月〜2月 |
開花時期 | 6月〜7月 |
水揚げ方法 | 水切り 茎を割る 茎を叩く |
どんな花木?
南天は「なんをはなれて吉句(よしく)転ずるという心なり」と言われ、難が転じるところから難転から通じている名前で古くから「悪魔降伏の木」や「不浄けがれを払う」としてめでたいとされてきました。
名前の由来は、漢名の南天燭、南天竺、南天竹と呼ばれそれらを略した言葉と言われています。
南天燭の「燭」は果穂の形からで、南天竺の「竺」は天竺(てんじく)でインドのものという意味になります。また、南天竹の「竹」は幹の形が竹に似ていることから由来しています。
南天(なんてん)の花言葉
【良い家庭】【福をなす】
【機知に富む】【私の愛は増すばかり】
長く楽しむには?
南天は、実が落ちやすいので、実付きのしっかりしたものを選んで、持ち運びの際にはぶつけたりしないように注意しましょう。
また、葉が水下がりをしてしまった場合は湯上げという、熱湯に1センチぐらい、20秒ほどつけてから水にしばらくつけておくと、水が上がる場合があります。
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南天(なんてん)の種類
切り花で出回っている南天はほとんどが赤い実がついたものになりますが、南天の変種には実の色が違ったものもあります。
白南天(しろなんてん)
実が熟しても白色をしている南天
藤南天(ふじなんてん)
実が淡い紫色をしている南天
琴糸南天(きんしなんてん)
葉が小さく細長い南天
切り花の品種
- 南天
- 小葉南天
- 姫南天
- 笹葉南天
- 姫笹葉南天 など
さいごに
めでたく縁起のいいとされ、古くから祝賀の際に使われたり、武将は出陣の際に床に南天をいけて出陣したりと使われてきました。現在では、めでたいとされていることと季節柄、お正月の花材として使われることが多くなっています。
南天は、固く脆い木質なのでしなりがなく、折れやすいく、赤い実も落ちやすいので扱いには注意が必要です。
また、固く脆い木質なので、ためることができなく、枝にカーブをつけたりできないです。葉が四方に広がっているので葉を間引いたりして、形を整えていくことで綺麗な形になります。