学 名 | Callicarpa japonica |
分 類 | クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 |
原産地 | 日本 朝鮮半島 中国 |
和 名 | 紫式部(むらさきしきぶ) |
英 名 | Japanese beautyberry(ジャパニーズビューティベリー) |
花言葉 | 上品 知性 賢さ 聡明 聡明な女性 愛され上手 など |
出回り時期 | 9月〜12月 |
開花時期 | 5月〜6月 |
水揚げ方法 | 水切り |
どんな花木?
紫式部(むらさきしきぶ)は、「源氏物語」の作者でも知られている紫式部の名前に由来しています。また、しきぶは、重なりあった状態の意味で、古語のしきみから転訛した言葉と言われています。
日本も原産国で北海道南部から九州まで広くに分布していて、紫式部(むらさきしきぶ)の仲間は週種類あり、小紫式部(こむらさきしきぶ)、大紫式部(おおむらさきしきぶ)、犬紫式部(いぬむらさきしきぶ)、薮紫式部(やぶむらさきしきぶ)などがあります。
紫式部(むらさきしきぶ)の花言葉
【上品】【知性】
【賢さ】【聡明】
【聡明な女性】【愛され上手】
長く楽しむには?
紫式部(むらさきしきぶ)は水に浸けなくてもても、花保ちがよく、長く楽しむことができます。
また、紫式部(むらさきしきぶ)の特徴的な紫色もあまり焦ることなく、簡単にドライフラワーになります。
紫式部(むらさきしきぶ)の種類
切り花で流通ししている紫式部(むらさきしきぶ)は果実が小さいコムラサキで、本来の紫式部(むらさきしきぶ)は実の付き方が少しまばらなので、ほとんど流通はなく八丈島や伊豆半島からオオムラサキシキブ(ムラサキモドキ)が少し出荷されています。
また、花と実が白いシロシキブや葉がコバナノムラサキシキブ、葉が細いホソバムラサキシキブなどがあります。
切り花では、葉がない状態で流通します。
パープル系
- ムラサキシキブ など
ホワイト系
- シロサキシキブ など
さいごに
おしゃれな名前と綺麗な紫色が魅力的な紫式部(むらさきしきぶ)は庭木や公園、野山でも見たことある人は多いと思います。日本も原産地の一つで昔から、日本人に馴染みがある植物になります。
切り花でも紫式部(むらさきしきぶ)は流通していていますが、そのほとんどは、小紫式部(こむらさきしきぶ)という品種なり、実の付き方、色合いも綺麗な品種になります。また、少ないですが、白式部(しろしきぶ)と呼ばれる実が白いのもあります。
秋から冬の初めまでの季節限定の切り花になりますが、ドライフラワーにも簡単になるので、ご自宅に飾っても長い間、楽しむことができます。
フラワーデザインで使う際には、細かく分けてもいけてもいいですし、枝ぶりを生かしていけることもできます。ドライフラワーになるので、リースやスワッグの花材としても人気があります。