お花屋さんで切り花を買ったり、プレゼントでブーケをもらったりして、ご自宅に花を飾ってもすぐに枯れてしまったりすることがあった人は多いと思います。
現在、切り花で流通している品種はたくさんあり、すべての花が同じような鑑賞期間があるわけではないです。切り花の中でも花保ちがいい花や早いと1日で枯れてしまうような花まで様々の品種が出回っています。また、季節や温度などの外的要因も花保ちに影響します。
今回は切り花を延命したり、外的要因は無視して、花そのものが花保ちがいい切り花を3タイプに分けて、紹介したいと思います。
切り花って?
まずは簡単に切り花について説明したいと思います。
読んで字のごとくなのですが根から切り離された植物全般を切り花といいます。その中には葉や枝も含まれ、ブーケやフラワーアレンジメント、いけばななどのフラワーデザインに使われたり、それらをプレゼントとして送ったり、ご自宅に飾ったりするのに使われます。
切り花には一年中流通している花と季節限定の花とあり、お花屋さんやホームセンター、スーパーなどで売られています。最近ではネットショッピングでも買うことができますね。
長持ちする切り花3タイプ
切り花で花保ちがいいのは基本的には3タイプに分けられます。
もともと花持ちがいい花
最初のタイプはもともと花保ちがいい花です。もともこうもない感じですが切り花の中には花保ちがいい花とそうではない花があります。
花保ちがいい花は鑑賞期間が長く丈夫な花であり、これはもともとその花が持ち合わせているスペックなので変えようがありません。簡単にいうと花保ちがいい切り花を買えばいいということですね。逆に花持ちが悪い花を買えば早く枯れてしまいます。
どんな花があるの?
ドライになってもあまり変わらない花
ドライフラワーになっても色合いや形があまり変わらない花は花持ちがよく見えます。
実際はすこし枯れていても変わらないので見た目ではわからないというマジック的な感じで花持ちがいいとは少し違いますが鑑賞期間は長く楽しむことができます。
また、そのままドライフラワーとしても飾っておけるのでドライにしたら鑑賞期間はより長くなります。
どんな花があるの?
蕾が咲く花
切り花になってもいわゆる二番花や三番花といった蕾が咲く花があります。最初に咲いていた花が枯れてしまっても他の蕾だった花が咲くので花自体が長く保ちというわけではないですが鑑賞期間は次々と花が咲くので長くなります。
蕾だったのが花になって咲くのは生命力を感じます。同じように花色が変わらず二番花や三番花咲く花もあれば、少し小ぶりな花になったり、花色の発色が薄くなって咲く花があります。
どんな花があるの?
切り花を長持ちさせる方法は?
花保ちがいい切り花を紹介してきましたが、より長く楽しむためのポイントは水換えをこまめに行うことです。水換えをあまり行わないとバクテリアが繁殖してしまい茎の中にある導管をつまらせてしまいまいます。また、風通しのいい涼しいところに飾ることで蒸れやカビの繁殖を防ぐことができます。
品質保持剤も有効的で特に蕾が咲くタイプの切り花は花を咲かすための糖類が品質保持剤には入っているのでおすすめです。
さいごに
花保ちがいい花というと花自体が丈夫でもともと花保ちがいいタイプの切り花を思い浮かべてしまうと思いますが、花は枯れてしまったりしますがドライになっても変わらないタイプの切り花や蕾が咲くタイプの花も鑑賞期間が長くおすすめです。
花の特性を知ることで鑑賞期間が短い切り花はパーティやイベントなどの1日や2日ぐらい飾る際に使ったり、花持ちがいい花は普段の自宅に飾ったり、プレゼントにしたりと使い分けることができます。
しかし、切り花の種類は多く全部を網羅することは難しいので購入の際に気になった切り花や気に入った切り花があった場合はどのような花なのかはフローリストに聞いてみるのがいいと思います。
ご自宅に切り花を飾りたいけど、どんなのを飾ったらいいかわからないという人もいると思います。また、お花屋さんに買いに行く時間がないや近くにお花屋さんがないといったこともあるかもしれません。
そんな人におすすめなのがma fleur (マ・フルール)の季節の花の定期便です。市場直送なので低価格で新鮮な切り花がご自宅に届きます。