大人になっても学ぶことがたくさんあると思います。好きなこと以外にも嫌いなことも学ばなければならない時っていうのがありますよね。
フラワーデザインの世界で私自身もある程度の結果をだすのには、時間がかかり、たくさんのことを先人から教えていただきました。
数少ない私の経験ですが何を学ぶか大切さを伝えられたらなと思います。
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何を学ぶ?
何を学ぶかっていうのは大事です。私の場合は花の世界で仕事をしているので必然的に花の知識とフラワーデザインについて学ぶことが多いです。なのでその辺を絡めた話になると思うので少しわかりづらい部分もあると思います。
そして、私自身も人に教えることもあります。そういった時にガチ系の人とユル系の人では目指しているところや見えていることが違い話がなかなか噛み合わないこともあります。いわゆる、温度差ってやつですかね。
ガチでやる?ユルくでやる?
大きく分けて学ぶことには、極端にわけると2つあると思っています。ガチ派とユル派です。
ガチ派
ガチで学ぶ人は、その世界で意欲的に活動をしている人です。もちろん、この中にはその道のプロやハイアマチュアなどの人が含まれていて、業界を牽引しているような人だったりします。
花の世界で言うと
- お花屋さん
- 市場の人
- 生産者
- フラワーデザイナー
- 各種お花の先生 など
こんな人たちですね。どこの属しているかでその知識やスキルは違うものですがガチ派の人たちです。バラの育て方なんていうのはバラの生産者さんに聞くのが一番間違いないでしょうし、変わった切り花のこと知りたければ市場の人に聞くのが一番です。
ユル派
ユル派の人は簡単に言うとガチ派ではない人たちです。
例えば
- よくお花を買う人
- お花の教室に通っている人
- ワークショップに参加
- なんとなく好きな人 など
スポーツでいうと初心者やアマチュアの人だったり、見るのが好きっていう人やローアマチュアの人がユル派の人なのかなと思います。また語弊があってはいけないと思うので、結果は出てなかったり、まだ始めたてであまり知識やスキルがないけれど、めちゃくちゃ意欲的な人はガチ派だと思います。
気持ちの問題といったら、そうなのかって感じがしますが、大方そうだと思います。しかし、気持ちなくして才能がある人がいることも事実なんですよね。
ガチでやるハイアマチュア
ガチ派の人たちにはその道で仕事をして生活している人たちが多くいます。しかし、お金や生活のためではなく自分自身のために、学ぶことをしていたり、高い知識力とスキルがある人たちがいます。
いわゆる、ハイアマチュア人です。私はこのハイアマチュアな人がとても好きで本当にそのことが好きなんだなと思い、こういった人に会うと自分自身が気持ちで負けているのではないかと思い頭が上がらない思いをします。
そして、プロの能力を凌駕するような人ってたまにいますよね。スポーツの世界でもプロにアマチュアが買ってしまうことなんてのもよくある話だと思います。
プロは環境が整っていることが多く、フラワーデザインでは、
- 花材が簡単に手に入る
- 道具が揃っている
- アドバイスしてくれる人がいる
- いろんな情報がある など
これだけでも、一歩二歩いや三歩、まぁ何歩でもいいんですが優位にあるといことです。自己資金で多くのことを学び、スキルを手に入れ、仕事以外の時間を使い、プロを凌駕する能力がある人には感服致します。
自身にあった学びを
少し話が逸れてましたが、何か始めたいなと思っていても何をしようかなって思ったことは誰にでもある思います。私が花のことやフラワーデザインを学び始めたのは仕事だったからで、生活していく上で必要だったこともあります。また、好きか嫌いかで言われたらまぁ好きな方です。正確には好きってほどではないが嫌いでもないという、だいぶ曖昧な感じです。
けれど、ものづくりや作品を作るということは好きです。いいものを作るためにいろんな知識やスキルを手に入れたという感じです。
目指すのは?
何か趣味や何か学んでみようと悩んでる人は目指すところを決めてみてはいかがでしょうか。いずれ目指すところは変わるかもしれないですが、とりあえず決めてみるっていうのもいいかもしれません。
ガチにジャンジャン意欲的に何かにのめり込みたいのか
ユルくとりあえず体験してみたいのか
日々の生活習慣を変えたい
仲間や友人が欲しい
その道のプロになりたい
と人それぞれ目指すところっていうのがある思います。また始めることに才能がある場合や残念ながらない場合もあると思います。自分自身の性格と照らし合わせながら決めてみるといいかもしれません。
何したらいいかわからない人へ
そもそも何したら分からない、けれど何かしたいって人もいると思います。
そういった人には
才能のあることをしよう!!
これにつきると私は思います。「才能がないと思いながら好きだから続ける」好きだからいいじゃないのと思いますが、私にはこれはとても辛い。それは負けず嫌いな性格だからで、ついつい勝ち負けや優越を自分の中でつけてしまうからです。同じような性格の人は避けたほうがいいです。
「好きではないけど才能がある」いずれ好きになるような気がします。やはり何かができるということは楽しいです。「嫌いだし才能がない」もはや、やる意味がわかりません。特に理由がない場合は避けておくといいと思います。一番は言わなくてもわかると思いますが「好きだし、才能もある」ですね。でも、難しく、多くの人が出会えるわけではないですね。
ならば、少し幅を広げて
才能あることを好きになろう!!
なんの才能があるか分からない人へ
周りの人に聞いてみましょう。だれだれさんってなになに得意だよね。なんてのは誰にでもあると思います。自分自身より、以外にも周りの人の方が気づいている場合もあります。それが自分自身でも思いがけないようなことかもしれません。
私の場合ではこんなことがあって、私自身は指先が昔から器用で自分でも自負できる才能でしたので、フラワーデザインコンテストでも細々した作品を作ることが多かったですが、ある時ある人にインパクトのある大きな作品がうまいよねって言われたことがあります。何を言っとるんだこの人は?と思いましたが、それから少しそのことを踏まえて作品を作ったら、まぁこれが意外にも結果がいいこと、自分自身でもびっくりしました。
全くもってそのことに自分自身では気づいてなかったんですね。
才能があることからやりたいこと、学びたいことを見つけてみてはいかがでしょう。
さいごに
まずは才能のあることを見つけてみてください。
それにはとりあえず、聞いてみる、やってみるですね。その一歩は勇気があることで、環境が変わることは怖いことでもあります。また新しいこと始める時にワクワクする人もいれば不安になる人いると思います。ちなみに私は不安になるタイプです。
どんなことでも、学ぶことは自分自身を大きく成長させてくれると思います。