学 名 | Belamcanda chinensis |
分 類 | アヤメ科 ヒオウギ属 |
原産地 | 日本 中国 台湾 など |
和 名 | 檜扇(ひおうぎ) 烏扇(からすおうぎ) |
英 名 | Blackberry lily(ブラックベリーリリー) Leopard flower (レオパードフラワー) |
花言葉 | 誠実 誠意 個性美 など |
出回り時期 | 4月〜7月 |
開花時期 | 7月〜8月 |
水揚げ方法 | 水切り |
どんな花?
中国、台湾そして日本にも自生する植物の檜扇(ひおうぎ)は、葉の形が檜扇を開いたことように見えることが名前の由来と言われています。また、別名の烏扇(からすおうぎ)といいます。
古名は、古代から使われている黒や闇などを意味する枕詞の鳥羽玉(うばたま)や射干玉(ぬばたま)といい、どちらも種子が黒いことによります。
檜扇(ひおうぎ)の花言葉
【誠実】【誠意】【個性美】
長く楽しむには?
檜扇(ひおうぎ)は、比較的丈夫な切り花で、こまめな水換えで長く楽しむことができます。
せっかく買ったり、貰ったお花がすぐに枯れてしまったら、残念ですよね。中にはお花は枯れたら捨てるって割り切ってる方やなるべく長持ちさせたいと思ってる方もいらっしゃいます。今回はお花を長持ちさせる方法をお話ししたいと思います。お花を[…]
花はドライフラワーにはならないですが「ヒオウギの実」はドライになっても特徴的な真っ黒な色合いのまんまなので、乾燥させてドライフラワーにもおすすめです。
ドライフラワーは乾燥させた花や葉のことをいい、昔からフラワーデザインで使われてきました。乾燥させることで鑑賞期間を長める目的もあり、水を与えることがないので管理しやすく、手軽なことからインテリアや装飾などに使われることが多いです。最[…]
檜扇(ひおうぎ)の種類
切り花として出回っている檜扇(ヒオウギ)の品種は少ないですが一通りの色合いはあります。
また、檜扇(ひおうぎ)は実ものとしても出回っていて、皮の中に黒い実がたくさん入っています。
レッド系
- クレエンタ
- ダルマヒオウギ など
イエロー系
- ヒオウギ(イエロー)
- パルダンカンダ など
グリーン系
- ビリディス など
ホワイト系
- ラペイロージア など
実もの
- ヒオウギの実 など
さいごに
檜扇(ひおうぎ)の仲間は日本にも自生しているのでよく見ると野山などに咲いているとこや花壇に植えられているのを見かけることもあるかもしれません。
古くはよくいけばなの花材として使われていた檜扇(ひおうぎ)の花ですが現在では使われることも少なくなっているそうです。
綺麗な花や面白い形をしている茎が魅力的な切り花でもあり、また実は黒く丸いのが特徴的です。和の雰囲気があるので和風の切り花のとの相性がいいです。
フラワーデザインで使う際には、花より実のほうが使われることが多く、実はドライフラワーになるのでドライフラワーの作品やスワッグの花材としても使うことができます。