フラワーアレンジメントに使うお花を刺すフローラルフォームの役割と種類

フラワーアレンジメントを作る際に、必需品といっていいほど重要度の高いツールの一つで、お花を挿すための緑色のスポンジのことを吸水性スポンジ、フローラルフォームまたはオアシスと言います。

オアシスは1954年にアメリカのスミザースオアシス社から発売されたことが由来と言われていて、吸水性と保水性を兼ね備えているフローラルフォーム はあらゆる方向から、お花を刺しても止めることができ、発売から半世紀以上経っても使用され続けられてます。

フローラルフォーム の2つのタイプ

フローラルフォーム はフェノール樹脂でできたものと、ウレタンフォームでできたものの2つのタイプがあります。

フェノール樹脂でできたフローラルフォーム

吸水性と保水性に優れていて、比較的安価に作ることができます。

製造段階で発砲する際の薬品の影響でフォーム 自体が酸性になり、酸の影響を受けやすいガーベラやラナンキュラスなどといったお花は、茎が茶色く変色し、縮んでしますことがあります。

ただし、pH値が3.5以下の酸性にしてあるフローラルフォーム はバクテリアの繁殖を抑えて水上がりも良くなると言われています。

またpHの調整を行って中性に調整しているフローラルフォーム もあります。

ウレタンフォームでできたフローラルフォーム

ウレタンフォームでできたフローラルフォーム は素材の関係で少し硬く、価格も少し高めで吸水にも少し時間がかかりますが、酸性になることないので、吸水させた時の水のpH値のまんま保水できるため、酸の影響を受けやすいお花でも茎が変色することはないです。

フローラルフォーム の硬さ

フローラルフォーム には硬さの違いもあります。今回は硬い普通柔らかいで分けて説明していきたいと思います。

硬いフローラルフォーム

太い茎や長い茎のお花や枝をしっかり支えることができるので、頭が重いお花でも倒れにくくなります。

逆に茎が柔らかい草花系のお花だとフローラルフォーム が硬く刺しにくくなります。比較的茎の硬いお花に向いています。

普通の硬さのフローラルフォーム

一番、使用されている硬さのフローラルフォーム で万能タイプです。

一般の方なら各メーカーから出ているスタンダードな硬さのフローラルフォーム を使用すれば幅広く使えると思います。

柔らかいフローラルフォーム

基本的には硬いフローラルフォーム と逆の性質があり、比較的茎の柔らかい草花系のお花に適したフローラルフォームです。

春のお花などは比較的茎が柔らかいお花が多いのでそう言ったお花をたくさん使うデザインのフラワーアレンジメントを作る際には使いやすいフローラルフォーム です。

フローラルフォーム の形

今まではフローラルフォーム の素材の違いでしたが、今度は形の違いです。

一番オーソドックスな形は長方形の形ですがその他にもデザインによっていろんな形のフローラルフォーム があります。

  • ブーケフォルダー
  • ゲージ用
  • 卓上用

上記のフローラルフォーム は用途ごとに使用目的があります。

ブーケフォルダーはウェディングブーケを作るために使用しますし、ゲージ用のフローラルフォーム は壁にかけたりするようなデザインのフラワーアレンジメント に使用し、フローラルフォーム が落ちないような工夫が荒れています。

また、卓上用は保水した水が溢れないように浅い受け皿が引かれているフローラルフォーム なので花器を目立たせたくない時やそのようなデザインのフラワーアレンジメントを作る際に使用します。

  • ハート型
  • リース型

上記のフローラルフォーム はフローラルフォーム 自体がその形になっており、お花を刺していくとハート型ならハートのデザインのフラワーアレンジメントが出来上がります。

綺麗にフローラルフォーム が形どられているのでお花を刺した最終的な仕上がりも綺麗に形を作りやすいです。

どこで買えるの?

フローラルフォームはお花屋さんでも売られていることもありますし、無ければ取り寄せてくれると思います。最近では大型のホームセンターやAmazonなどのネットショップでも多く取り扱われていますが変わった形のフローラルフォームだとなかなか見つからないかもしれません。

フラワーデザイン に関する本格的な資材や道具、フラワーベースを取り扱っているフラワーデザインの問屋さんもあります。品揃えが良く、フラワーデザインをする上での物が全て揃うのでおすすめです。

フラワーデザインの問屋

フローラルフォーム の使い方と注意点

深さのある器に新鮮で十分な水を準備し、フローラルフォームを浮かべ、自然に吸水させ、沈むのを待ちます。

そん際にフローラルフォームに水をかけたり、上から押して沈めないようにしましょう。これらのことをしてしまうと、表面上は吸水できているように見えるが、フローラルフォーム内の吸水できてない部分には空気が残ってしまし、茎を刺した際にその部分は水がないので補水することができません。

水を上から変えたり、無理やり沈めたりしない!!

フローラルフォームは一度お花を刺してしますと抜いた時に、刺した部分に穴が空きます。刺して抜いてと繰り返すと穴だらけになりお花を補水できなくなったり、フローラルフォームが崩れてしまったりしますので、できるだけ抜かないように」しましょう。

一度刺したら穴が開く!!

また、フローラルフォームに刺す際には茎は斜めに切って刺したほうがお花に補水されやすくなるのと、茎はフローラルフォーム 内で回転してしまうのを防止したり、茎同士がぶつかるのを少なくしたりできます。

フローラルフォームは通常市販されているものは、長方形のものが多く、器に合わせてカットして使います。

その際に保水されていないフローラルフォームのまんま切ろうとするとカットしづらく、切りくずの粉が舞うので、しっかり保水してからカットしましょう。

保水してからカットしよう!!

さいごに

フローラルフォーム と言ってもたくさんの種類がありますので、使用目的にあったフローラルフォーム を選んで使用した方が効果的です。

しかし、フラワーアレンジメント初心者の方だとたくさんの種類から選ぶの大変かと思います。

その際には比較的手に入りやすく価格も抑えめなフェノール樹脂のスタンダードな硬さのフローラルフォーム を選んでおけば間違いなと思います。

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