フラワーアレンジメントメソッド【Level.8】花の向きは雰囲気を大きく変えるので見極めが重要

フラワーアレンジメントメソッド【Level.8】では、花の向きは雰囲気を大きく変えるので見極めが重要ということで、花の向きはフラワーアレンジメントを作る際に避けては通れない問題になります。それは、花の向きは人間でいうと表情のようなもので、作品の雰囲気に大きく影響します。また、花の向きを見極めることができるとフラワーアレンジメントのアウトラインを作る時にも役に立ちます。

切り花用で生産されてた花は茎が比較的まっすぐな状態ですが、それでも曲がっている切り花がほとんどです。

ここで注目するのは花の向きなんですが、花の向きは茎の曲がりが大きく影響してきます。茎の曲がりといっても茎全体の曲がりではなく、花首に(花に近いところの茎)に近い茎の曲がりが重要になってきます。

基本的に茎は曲がっている

切り花用に生産された花の茎はまっすぐに見えても、よく見ると曲がっています。緩やかにカーブしている茎や、一部分だけ曲がっている茎、カクカクと曲がっている茎と切り花によって、さまざまな茎の曲がり方があります。

ここでは、解りやすくマスフラワーで説明していきたいと思います。フラワーアレンジメント初心者の人は、まずはマスフラワーの使い方を知っておくと、他のタイプの切り花に応用ができます。

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図には、いろんな茎の曲がりがあるガーベラのような切り花を参考に茎の曲がりが花の向きにどうのように影響するかをご紹介していきます。

上の図は茎がまっすぐな状態の切り花になりますが、こういったものは少なく、まっすぐに見えていても良く見ると花首のところが曲がっていることがほとんどです。

上の図は切り花を横から見た図になり、こんな感じに花首のところが曲がっていることが多いです。この少し曲がっていることが花の向きになり、上の図を前から見たら、花の正面となります。

花の正面って

花の正面を見極める事は重要で正面がわかると事が花の向きを知る第一歩になります。

花首の茎が少し曲がっている切り花を左側が横から見た図で、右側はその切り花を正面から見た図になります。基本的には茎が曲がって花の面が見えている方向が正面になることが多いです。

花の向きと茎の曲がり方

切り花の正面が解れば、向きも簡単に分かるようになります。花首近くの茎の曲がりの強さ具合の違いをご紹介したいと思います。

角度の違いなので無数に曲がり方と花の向きはありますが4つのパターンに分けてみます。

  • 花の正面が少しの場合
  • 花の正面が斜めの場合
  • 花の正面と向きが真横の場合
  • 花の正面と向きが下向きの場合

花の正面と向きが少しの場合

先ほどもご紹介した花の正面と向きが少しの場合です。茎がまっすぐと思ってもこのタイプの場合が多いので花首の茎の曲がりに注目してみてください。

フラワーアレンジメントでも、一番使いやすい花材のタイプになります。

花の正面と向きが斜めの場合

花の正面と向きが斜めの場合のタイプは、たくさんあるパターンで茎の角度はさまざまですが、正面は花の面がよく見えます。

切り花の品種によっては茎を矯めること(補正すること)で茎の曲がりを緩やかにする事ができます。

フラワーアレンジメントでは茎の角度が弱いものは使いやすく、どんなところに使ってもいいですが、茎の角度が強いと使いづらくなります。フラワーアレンジメントの正面に使わず底面や横面に使うとまとまりやすいタイプになります。

花の正面と向きが真横の場合

向日葵(ひまわり)などによくある花首の茎が直角に近い状態でまがっているタイプが花の正面と向きが真横の場合です。

フラワーアレンジメントではすべてが正面を向くように活けてしますと違和感がすごく出てしまうので少し花材の向きに角度をつけて、自然な感じにした方が綺麗なフラワーアレンジメントになりやすいです。

高さのあるフラワーアレンジメントやパラレルのフラワーアレンジメントなどに使いと使いやすく、また花の正面と向きが斜めの場合のタイプと同様に底面や横面に使うとまとまりやすいタイプです。

花の正面と向きが下向きの場合

最後は花の正面と向きが下向きの場合のタイプで、クリスマスローズなどの切り花がこのタイプになります。

4つのタイプの中で一番使いづらい花材ですが、雰囲気がいい花材に多いタイプでもあります。使いこなすにはある程度の経験値が必要なので、フラワーアレンジメント初心者に人は慣れるまでは使わない方がいいと思います。

さいごに

フラワーアレンジメントメソッド【Level.8】では花の向きは雰囲気を大きく変えるので見極めが重要ということでしたが、花の向きが解るとフラワーアレンジメントでどの位置に切り花を配置するかが解るようになります。

また、花の正面と向きから、フラワーアレンジメントに配置する際の向きでいろんな表現ができます。この辺は少し慣れが必要なのと、言葉では少し説明しづらい部分ではありますが、できるようになると自分自身のスタイルでフラワーアレンジメントを作ることもできるようになります。

次のフラワーアレンジメントメソッド【Level.9】はフラワーアレンジメントのアウトラインついてご紹介したいと思います。アウトラインとは、基本的な形でいうとファンやトライアンギュラーなどといったフラワーアレンジメントの形のことですが、アウトラインの取り方が分かっていると基本の形以外の形も簡単に作ることができるようになります。

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