フラワーアレンジメントメソッド【Level.5】花材を綺麗にするといいことだらけ

フラワーアレンジメントメソッド【Level.5】では、花材を綺麗にするといいことだらけということなんですが、綺麗な花を綺麗にしようというと分かりづらいかもしれません。切り花は生産地で切り取られてから、市場に行き、お花屋さんにきてから、私たちのもとにきます。その運搬には切り取られてから、数日は立ってしまうので生産地で切り取られた綺麗な状態を保っていることの方が少ないです。

花材を綺麗にしようとは、結論からいうと、傷んでいる花や花びら、葉を取ったりすることです。細かいことかもしれませんが傷んでいたり、汚い状態の花材をたくさん使ってしまうと、フラワーアレンジメント自体も汚くなってしまいます。デザインによってはそのような使い方をする場合もありますがフラワーアレンジメント初心者の人は、まず綺麗な状態の花材で作ることをおすすめします。

そして、意外に知らない人や花材を綺麗にすることをしない人も多くいます。花材を綺麗にしてからフラワーアレンジメントを作るだけで綺麗さが3割増しといっても過言ではないと思います。

フラワーアレンジメントを作る前に

フラワーアレンジメントを作る前にすることは、今までご紹介したフラワーアレンジメントメソッドと今回のフラワーアレンジメントメソッド【Level.5】花材を綺麗にすることがフラワーアレンジメントを綺麗にするです。

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花材を綺麗にするといいことだらけと言うのは先ほどご紹介した傷んでいる花や花びら、葉を取ったりすることと形を整えたりフラワーアレンジメントを作りやすいように花材をメンテナンスしていくことです。

花材をメンテナンス

花材のメンテナンスというと難しく感じるかもしれませんが、そんなに難しいことではないです。やることは2つで最初のうちは意識して行うといいですが、慣れてくると無意識やっていることが多い作業になります。

余計なところは取り除こう

重要なので何度も言いますが傷んでいる花や花びら、葉は先に取ってしまいましょう。先に取ってしまっても使うことはないし、傷んでいる花や花びら、葉がなくなると多少は水上がりもよくなります。これは余計なところに栄養をいかなくなるからです。

そして、汚い花材をたくさんまとめると、より汚くなることがほとんどです。せっかくなので綺麗な状態の花材でフラワーアレンジメントを作るだけで見た目もよりよくなります。

また、バラの葉などの水上がりが悪いところや、咲かない蕾なども先に取っておくと切り花自体の花保ちがよくなり、フラワーアレンジメントの綺麗さも長く保たれます。

花材の形を整えよう

フラワーアレンジメントを作る前にある程度は花材の形を整えておくと使いやすくなります。形を整えるって言われてもイメージがつかないかもしれませんが、咲いていない花をある程度手を加えて咲かせたり、茎が変に曲がってしまってるのを整えたりします。

例えば、バラの花びらの外側が傷んでいたので傷んでいた花びらを取ってしまったら、あまり咲いていないバラになってしまった場合っていうのは誰もがやったことはあるかもしれません。そのまんま、あまり咲いてない状態でフラワーアレンジメントに使ってもいいのですが、花びらの上から息を吹きかけて花びらを開かせると、バラらしい華やかさが復活します。

他には茎が曲がって使いづらい花材は、あとで説明しますが、ためるというテクニックを使ってある程度使いやすい状態にすることもできます。

重要な役割をしているお花屋さん

少し話はそれますが、産地から私たちのもとへ切り花が来るまでで、需要な役割をしているのがお花屋さんです。

切り花は私たちのもとに来るまで数日経っています。

産地から切り取られる

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市場

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お花屋さん

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私たちのもとへ

このような流れでくることが一般的です。それ以外ですと産直のような市場とお花屋さんを通さない流通の仕方なになります。

お花屋さんは、市場で仕入れてきた切り花をそのまま店頭に並べて売っているわけではありません。お花屋さんでは市場で仕入れてきた切り花に水揚げという作業してから店頭に並べたり、フラワーアレンジメントにしたり、ブーケにしたりします。

水揚げとは、切り花を元気にするために行う作業の方法で花の種類によってだったり、花の状態などによってさまざまな手法で行います。
切り花は根がついている状態ではないので水を吸い上げる力が弱くなっています。さらに数日の間は運搬されているので切り花はさまざまなストレスを受けています。そこでお花屋さんは水揚げを行うことで、切り花の水の吸い上げをよくする作業を行います。
この水揚げが適切でないと花保ちが悪くなり、すぐに枯れてしまったり、元気が無くフラワーアレンジメントで使いづらい花材になってしまうことがあるほど重要な作業になります。
水揚げが適切に行われていると花保ちもよく、花も綺麗な状態になりますので、どのお花屋さんで花材を揃えるかも重要なポイントになると思います。

ためるというテクニック

先ほど、花材のメンテナンスの花材の形を整えようで少しご紹介したためると言うテクニックをご紹介したいと思います。

ためるというテクニックにはたくさんの手法があり、ここでは全てをご紹介しませんがテクニックをマスターするのは初心者の人には難しく、時間もかかることなのでここでは、切り花の茎のラインをある程度、まっすぐにしたり、少しカーブをつけたりといった、ためるという中でも簡単な方法を使います。

まずは、ためることができる花材とためることができない花材があります。

簡単に言ってしまうと見分けるには

ためることができる花材は茎が柔らかい
ためることができない花材は茎が硬い
この2つが簡単な見分け方です。しかし、これに当てはまらない花材もあります。

一番簡単なためる方法は、茎を押してためる方法で親指で茎を軽く押して曲げていきます。一箇所に力が加わると茎が折れてしまったりするので、ずらしながら押していきます。

ちなみに私は指の力が強いので、親指だとついつい力が入ってしまい折ってしまうことがあるので手のひらの親指の付け根の母指球で、ためることが多いです。

さいごに

フラワーアレンジメントメソッド【Level.5】では、花材を綺麗にするといいことだらけということをご紹介しました。フラワーアレンジメント初心者の人には、ぜひやってもらいたいことでもあり、すでに習っている人でもあまり重要性を知らなかった人は、花材を綺麗にすることでフラワーアレンジメントが綺麗になります。

フラワーアレンジメント教室などでも、当たり前と思って教えてくれないところもあると思いますが、切り花はたくさんの種類があり、その数だけメンテナンス方法があります。最初はわからないかもしれませんが慣れてくると無意識に花材を綺麗にするようになります。

これができているのとできていないのでは、フラワーアレンジメントに大きな違いが出てくるほど重要なことなので知っていて損なことはないと思います。

フラワーアレンジメントメソッド【Level.6】はフラワーアレンジメントでよく意識するように言われるメカニカルフォーカルポイント(MFP)についてご紹介したいと思います。メカニカルフォーカルポイント(MFP)は構造的焦点と言う意味なんですが、よく勘違いしてしまうことが多いので、その辺をふまえてご紹介いたします。

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