学 名 | Dahlia |
分 類 | キク科 ダリア属 |
原産地 | メキシコ ガテマラ |
和 名 | 天竺牡丹(テンジクボタン) |
英 名 | Dahlia (ダリア) |
花言葉 | 気品 栄華 威厳 移り気 裏切り 不安定 気まぐれ など |
出回り時期 | 周年 |
開花時期 | 7〜10月 |
どんな花?
ダリアは、メキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家アステカで神聖な花として、栽培しており、アコクトリ(水笛)という名で名前で呼ばれていた。現在は、メキシコの国花にもなっています。
ヨーロッパでの栽培は、メキシコの植物園からスペインの植物園に種が送られてから始まった。ダリアは、スウェーデンの植物分類学者リンネの弟子、アンドレアス・ダール教授にちなんで名付けられました。
日本に渡来してきたのは、船上花譜によると1842年(天保13年)にオランダ人によって、長崎にもたらしたとされたとされている。同年には、ポルトガル人によってポンポン咲きの薬玉というダリアが輸入されたという説があります。
日本での本格的な栽培が盛んになったのは、明治中期以降で西洋花の王と呼ばれ流行しました。
ダリアの花言葉
ダリアは花色によっては個別に花言葉があります。
ダリア全般の花言葉
【気品】【栄華】【威厳】
【移り気】【裏切り】
【不安定】【気まぐれ】
イエロー系
【優美】
レッド系
【華麗】
ブルー系
【不可能】
ホワイト系
【感謝】【豊かな愛情】
長く楽しむには?
品種によるが花もちはあまり良くないです。花をできるだけ長く楽しむために市販の品質保持剤が有効的です。花びらの外側からしおれてくるので傷んだきたら取ってしまうといいでしょう。また感想にも弱いので花の裏側から霧吹きなどで湿度を高めるのも有効です。
ダリアの種類
ダリアは非常に人気のある花で種類も豊富です。花の咲き方はフォーマルデコ咲き、インフォーマルデコ咲き、ポンポン咲き、セミカクタス咲き、ボール咲き等とたくさんあり、花色も豊富です
ホワイト系
- かまくら
- スノーボール
- ギッツアテンション
- 銀世界
- ランクリッツ など
ライトピンク系
- オズの魔法使い
- セクシーポーズ
- ピンクダイヤモンド
- ブライダルピンク
- シュシュ など
ダークピンク系
- アリス
- オネスタ
- ダークマジック
- ピンクサファイヤ
- レベッカリン など
レッド系
- 朝日てまり
- カリビアン
- ガーネット
- 黒蝶
- レッドマーベラス など
オレンジ系
- オレンジェム
- 熱唱
- ハミルトンジュニア
- ベストスマイル
- ミセスアイリーン など
イエロー系
- イエロークォーツ
- 黄玉
- 初秋
- ムーンチャイルド
- レモンカード など
パープル系
- シンデレラ
- ノクターン
- マジックピンク
- ミッチャン
- ムーンストーン など
さいごに
ダリアといったら、その品種の多さ、花色の豊富さ、咲き方の多さが特徴的であらゆるシーンにおいて、華やかさを提供できる花ではないでしょうか!?アレンジメントやブーケのメインに使われることも多く、どんな花にも合わせやすいです。花瓶に一輪差しで使用しても、存在感があります。
咲き方はフォーマルデコ咲き、インフォーマルデコ咲き、ポンポン咲き、セミカクタス咲き、ボール咲き等とたくさんあります。私が好きなダリアはポンポン咲きのマイクロポンポンという、極小輪ダリアで3㎝ぐらいの大きさの花です。あまり流通量がないですが、比較的大きいダリアが多く使いづらいこともあります。小さめアレンジメントやブーケ、コンテスト作品等にはマイクロポンポンがとても使いやすく、小さいのにダリアの華やかさを持ち、小さくかわいい花です。
しかし、弱点もあり、花持ちはそんなに良くないです。花びらは外側から痛んでき、品種によってはパラパラと散ってしまいます。短命な花なのでパーティやイベント、ウェディングなどの、装花に適していて、和洋どちらにでも合わせやすい花です。少しでも花持ちを良くするには、糖が多い品質保持剤を使用することで花持ちは少し長くなります。
和名の天竺牡丹は、天竺はアジア圏以外の外国からという意味で、牡丹は牡丹の花に似ていることから名付けられたそうです。
ダリアの茎には毒があると言われていたが、これはウソで原産地のメキシコでは食用ダリアも栽培されています。