切り花の簡単な水揚げ!!ご自宅でも気軽に花保ちをよくする方法

プレゼントなどで切り花をもらったら、せっかくだから長持ちさせたいと思う人は多いと思います。

普段からお花を飾り慣れている人なら、ささっと飾ったり、花保ちをよくする方法っていうのもご存知かもしれませんが、切り花もらったけど、これってどうしたらいいの?という人も多くいます。

また、ご自宅にお花を飾りたいなと思っていても切り花の管理方法がわからないや、すぐに枯らしてしまうから買うのを躊躇してしまう人もいると思います。

そこで、今回はご自宅でも簡単に花保ちをよくする水揚げという方法をご紹介したいと思います。

水揚げって?

水揚げと言われても、いったい何をするのか?そもそも水揚げってなんでするの?切り花は水に浸けておけばいいんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが水揚げがしっかり出来ていないと花保ちは悪くなります。

水揚げにはいろんな方法があり、切り花の種類や季節などによって使い分けます。

こういわれると、なんだか難しそうだったり、めんどくさい感じがしてしまうかもしれませんが、水揚げは、お花屋さんが最初に行う作業になります。

ということで、本格的な水揚げはお花屋さんが行うので、一般の人はそこまで難しくてめんどくさい作業はしなくても大丈夫です。

水揚げのしくみ

お花屋さんに切り花が入荷される際の状態には、茎の断面を保水した湿式輸送と特に保水をしない乾式輸送という運搬方法があります。現在では湿式輸送で運ばれてくる切り花も増えてきましたが、昔は湿式輸送で運ばれてくるのが一般的でした。

本来、植物には根がついているので、根から栄養分や水分を根圧によって吸い上げますが、切り花になると根がないので吸い上げる力が弱くなります。

切り花が入荷してくるときには、切り花内の水分が少なく状態でさらに水を吸い上げる力が弱くなっています。そこで、切り花内に水分を生き渡すための作業が水揚げとなります。

水揚げに関しては、こんな感じになりますが、なんとなく気づいちゃう人もいると思うので言ってしますと、しっかり水揚げ作業が出来ていないお花屋さんの切り花は花保ちが悪い可能性があります。

お花屋さん選びも花保ちがいい切り花を選ぶポイントになります。

切り花がすぐに枯れてしまう原因

まずは、なぜ切り花がすぐに枯れてしまうかがわからないと対処のしようがないのと、こんな原因で切り花ってすぐに枯れてしまう可能性があるんだよっていうのを知っておくと、いろんな対処の仕方がわかると思います。

花保ちがいい切り花とそうではない切り花

もともこうもない感じですが、切り花の中には花保ちがいいのと悪いのがあります。これは切り花の特性なので、変えることは出来ないですが、とにかく花保ちがいい切り花を欲しい場合はもともと花保ちがいい切り花を選ぶことをおすすめします。

水揚げがしっかり出来ていない

先ほども水揚げのところで少しご紹介しましたが、水揚げがしっかりできていないと水下がりや水落ちといわれる切り花がクターっとなってしまう原因になります。

そのようになった切り花でも、再度水揚げをすることで復活する場合もあるので、チャレンジしてみるのもいいと思います。

部屋の温度も重要

夏のように暑い季節になると切り花の保ちが悪くなります。

暑い時期でも、暑さに強い切り花や涼しいところに飾ることで花保ちがよくなります。

また。温度以外にも、湿度が高いとカビが発生してしまう切り花や、クーラーなどの風が直接当たることで乾燥してと萎れてしまう切り花などありますので、温度、湿度があまり高くなく、直接風が当たらないところに飾るのがおすすめです。

水の汚れとバクテリア

水が汚れる原因の一つにバクテリアの発生といのがあります。バクテリアの発生の原因は水の温度が高くなって、バクテリアの繁殖を促進してしまうからです。

バクテリアの繁殖を抑えるには、温度が高くないところに飾ったり、バクテリアの繁殖を抑える成分が入っている品質保持剤などがおすすめですが、お手軽なのは漂白剤のハイターを数滴いれること(入れすぎには注意)でバクテリアの繁殖を抑えることができます。

水揚げの前に

ご自宅で簡単にできる水揚げをする前に準備するものややることががあります。

難しいことはなく、ご自宅ある物や簡単にできることになります。

花瓶を綺麗にする

まずは、切り花を飾る花瓶を綺麗にしましょう。花瓶が汚いと入れた水が汚れてしまう原因にもなります。また、花瓶を洗剤で洗うことによってバクテリアの繁殖を抑えることができます。

切れ味のいい花ばさみ

切り花の茎の中には導管といって、水を吸い上げる管のようなものがあります。切れ味が悪いハサミで切ろうとすると、この導管を潰してしまい水上がりが多少悪くなってしまいます。切れ味のいいハサミがない場合は花切りバサミとしてお花屋さんも使用している坂源のハンドクリエーションタイプの花ばさみがおすすめです。

カラーバリエーションも多くあります。

綺麗な水

最後に綺麗な水です。

綺麗な水と聞くとミネラルウォーターをイメージするかもしれませんが、普通の水道水で大丈夫です。水道水を使うさいには、温度は、蛇口で調整できる一番冷たい状態の水道水で大丈夫です。

ご自宅でもできる水揚げ方法

水揚げの方法は、本来たくさんあるのですが、お花屋さんでも使われていて、簡単でご自宅でもできる水揚げ方法をご紹介したいと思います。

切り戻し

切り戻しとは、ただ単に茎を切り口から1〜2㎝ほど切ることで、茎の吸口を新しくすることによって、水上がりをよくします。

また、切り花は、茎が短いほど水上がりがいいので茎が短くなることでも多少水上がりがよくなります。

水切り

水切りとは、水の中で切り戻しをすることです。

なぜ水の中かというと、切った瞬間から水を吸わすことができるからで、茎の導管に空気が入るのを防ぎます。

深水

深水とは、切り花の全体の8割ぐらいを水にしばらく浸ける水揚げ方法で、その際に新聞紙などで切り花を巻いておくと効果が高まります。

深水をすることで水を吸い上げる力が弱くなっている切り花を水圧によって水上がりを手助けしてくれます。

湯揚げ

湯揚げは、今回紹介する水揚げ方法の中では一番、手間がかかりますが効果が高い水揚げ方法で、鍋などに水を1㎝ほど入れ、沸騰させ、そこに切り戻しした切り花を10〜20秒ほど(切り花の種類によって変わってくる)浸け、一旦、水に切り花を浸けてしばらく放置します。

その後、お湯に浸かった部分の茎を切り戻しして湯揚げの完了となります。

湯揚げに適してない切り花もあるので注意が必要ですが、切り口に刺激を与えることで水上がりをよくします。

品質保持剤(延命剤)の使用

切り花の花保ちをよくする延命剤のことを品質保持剤といい、切り花をよくするための成分が入っています。

花瓶の中に適量の品質保持剤を入れて、切り戻しをした切り花を飾るだけな簡単な方法にあんりますが、品質保持剤は効果がある切り花とそうではない切り花がありますので、どんな切り花でも効果があるというわけではないです。

効果があるかわからない場合は、お花屋さんに聞いてみるのが教えてくれるとと思います。

さいごに

水揚げというとと本格的な感じがしてしまうかもしれませんが、簡単な方法なら簡単に気軽にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

切り花が早く枯れてしまう原因がわかれば、対処の仕方はそんなに難しくないですが、ついつい忘れてしまうなんてこともあると思います。

その際には、気付いたときにでもいいので花瓶を洗っての水を換えて切り戻しをするだけでも、何もしないよりは花保ちはよくなります。

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