クリスマスシーズンになると街中やご近所のドアに飾ってあったりとクリスマスリースを見る機会も多くなってきますね。
どこかで買ってきたクリスマスリースでもいいと思いますが、ご自身や家族で作ってみるのも楽しいと思います。
クリスマスリースの作り方のなんですが、揃える道具や資材っていうのも重要なポイントになってきます。
クリスマス以外にも、あまりいないと思いますがリースをよく作る人なら本格的なものを揃えておいてもいいかもしれませんが、そうではない方は、作りたいクリスマスリースにあった物を選ぶと無駄がなく、コストも抑えられます。
ということで、今回はクリスマスリース別に必要な道具や資材をご紹介したいと思います。
クリスマスリースの種類
クリスマスリースに限らずリースには、主に「フレッシュリース」と「ワイヤリングリース」の2つがの種類があります。2つの種類は作り方が全く違うので、揃える材料も違ってきます。
フレッシュリース
フレッシュフラワーリースは生花を使用したリースのことでリース型のフローラルフォーム(吸水性スポンジ)を使用するクリスマスリースで、保水ができるので、花保ちがよくない切り花やドライフラワーに向かない切り花も使うことができます。
ワイヤリングリース
ワイヤリングリースは、赤づるなどの自然素材を丸くにしたものやワイヤーなどをベース(土台)してそこにリースワイヤーで花材を巻きつけていったリースのこと言います。
保水をしないので、生花の状態だと長い期間保つことはできませんが、ドライフラワーになる花材や、ドライフラワーをつかったり、アーテフィシャルフラワー(造花)やプリザーブドフラワーなどに適しているリースになります。
作るのに必要な道具や資材
作りたいクリスマスリースが、「フレッシュリース」か「ワイヤリングリース」で揃える材料が違ってきます。
共通で必要な物
共通で必要な物は「花材」「資材」「花ばさみ」の3つになります。
花材
花材をいくつかに分けると
- 生花
- ドライフラワー
- アーテフィシャルフラワー
- プリザーブドフラワー など
と種類によって、揃える花材も違ってきます。
また、クリスマスリースの雰囲気をだすにはグリーン(葉もの)がポイントになってきます。
よく使われるのは、
- モミ
- セイヨウヒイラギ
- クジャクヒバ
- ヒムロスギ
- ヒノキ など
このような、グリーンを使うとより一層、クリスマスの雰囲気でるので、おすすめです。
資材
資材は、クリスマスリースに使う花材以外のもので、装飾に使ったり、リース型のスポンジも資材になります。
- リボン
- オーナメント
- 木の実
- フローラルフォーム(吸水性スポンジ) など
オーナメントやリボンなどをクリスマスっぽいものを使うことで、雰囲気を高めることができます。
花バサミ
花材を切るときに必要なのが花バサミになります。
クリスマスリースで使われるモミやクジャクヒバなどのグリーンは、茎が硬いのもあったり、茎の柔らかい花材にも切れ味がいい花バサミの方が使いやすいですし、花材にも優しいです。
また、花バサミは、リボンやラッピング用紙などの資材は、切りにくい、というより、ほとんど切れないので、別にハサミを用意するといいと思います。
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フレッシュリース
フレッシュリースは、生花を使うので保水が必要になりますので、「フローラルフォーム(吸水性スポンジ)」が必要になってきます。
リース型給水スポンジ
通常の長方形のフローラルフォーム(吸水性スポンジ)を丸くリース状にカットしてもいいですけど、ちゃんと受け皿がついたリース型のフローラルフォーム(吸水性スポンジ)がありますのでこちらの方が使いやすいです。
また、リース型以外にもハート型、星型などと他の形をしたフローラルフォーム(吸水性スポンジ)もあります。
ワイヤリングリース
ワイヤリングリースは、名前の通り、「リースワイヤー」を使って作るリースで、保水をしないので、丈夫で持ちがいいグリーンや、ドライフラワーになる花材などを使います。
ベース(土台)
まずは、花材をリースワイヤーで巻きつけるためのベース(土台)が必要になります。
ベース(土台)にするものは
- ワイヤー
- 自然素材(アカヅルなどをリース状にしたものなど) など
ワイヤーでベースを作る際には、ストレートワイヤーを数本まとめて、フローラルテープで巻いてからリース状に形を整えて使ういます。丸く巻かれたワイヤーだとリース状の形に整えるのがやりにくいのでストレートワイヤーの方がおすすめです。
リースワイヤー
ワイヤリングリースを作る際に、必需品がリースワイヤーになります。
リースが作りやすいように、棒にワイヤーが巻かれていて、強度ど適度にしなりがあります。また、緑色をしているのでワイヤーが花材の緑と同化して目立たないようなっています。
ストレートワイヤー
ストレートワイヤーには、裸ワイヤーと地巻きワイヤーと2つのタイプのワイヤーがあり、クリスマスリースを作る際には裸ワイヤーを使って花材を数本まとめてパーツを作るのに使います。
裸ワイヤーは、金属の地の色をしているので、緑色のフローラルテープを巻いて花材の緑と同化させて目立たないそうして使います。
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フローラルテープ
フローラルテープとは、表面に蝋(ろう)が塗られているテープで、緑色以外にも茶や白などといろんな色のものがあります。
ストレートワイヤーの、地の色を隠す以外にも、蝋(ろう)が塗られているので、フローラルテープを伸ばして使うと、多少の粘着力が生まれ、パーツを止めやすくなります。
さいごに
クリスマスリースを作るのに必要な道具や資材のご紹介でしたが、作りたいリースによって揃えるものが違ってきます。
まずは、どんなクリスマスリースが作りたいかをある程度決めておいた方が、無駄が少なくなりますし、必要なものががしっかり揃えることで、綺麗に作ることができます。
ワイヤリングリースは、揃えるものが多く、リース一つ作るだけなら、余ってしまうと思うので、何人かでシェアして作るとコスパがよくなりますし、また来年にも使うことがでいるので、一度揃えてしまえば、大きさにもよりますが、数年分は使うことができると思います。