クリスマスといったらプレゼントを送ったり、ツリーを飾ったり、パーティしたりといろんなことができる1年に1度のビックイベントではないでしょうか?そしてクリスマスリースはそんなクリスマスも雰囲気を盛り上げてくれる装飾の一つです。
クリスマスリースといってもたくさんの種類があってどんなリースを作ってもらったらいいのか?どれを買ったらいいか?って迷われる方もいると思います。
今回はクリスマスリースの種類とおすすめの飾り方をご紹介したいと思います。
簡単にクリスマスの説明
クリスマスについて簡単に説明したいと思います。
クリスマスって?
クリスマスはイエス・キリストの誕生日として12月25日にお祝いをする生誕祭の日です。しかし、イエス・キリストが12月25日に生まれたという記録はないみたいです。
また、日本ではクリスマスの前日がクリスマス・イヴと思われていることが多いですがイエス・キリストがいた時代ではユダヤ暦が使われており、このユダヤ暦では1日の始まりは太陽が沈む夕方から始まります。クリスマス・イヴはクリスマスの前日という意味ではなく、クリスマスの始まりというのが本来の意味になります。
クリスマスカラーって?
クリスマスというと特徴的な「赤」「緑」「白」「金」のクリスマスカラーがありますね。クリスマスリースこれらの色を入れることでクリスマスの雰囲気がグッと出るので定番のカラーですが無難な選択の色だと思います
- 赤 神の愛 キリストの血
- 緑 永遠の命 神の永遠の愛
- 白 純潔 純粋な心
- 金 高貴 力 希望
クリスマスカラーのそれぞれの色のこのような意味があると言われています。
なんでリースを飾るの?
リースには3つの意味があり、1つ目は緑葉樹の青々して葉が生命力の象徴として、また殺菌抗菌の効果があることから家族を幸いから守る「魔除け」の意味があります。
2つ目はリースには収穫の豊作を願って、麦の穂やリンゴ、ブドウなどの作物を飾り、「豊作祈願」の願いを込めてます。
3つ目は日本ではクリスマスが終わるとお正月になってしまいますが、キリスト教のクリスマスは年が明けるまで続くことから「新年の幸福祈願」の意味も込められています
- 魔除け
- 豊作祈願
- 新年の幸福祈願
これら3つの意味がリースのは込められています。そして、リースは輪の形をしていることから「永遠」「終わりのない」という意味もあり、クリスマスリースには「永遠の神の愛」という意味があります。
リースは2通りある
クリスマスリースには基本2通りの作り方があります。どちらもメリットがあればデメリットがあり、どんなところにどんな風に飾るのか?どのぐらいの花保ちが必要なのか?によって変わってきます。また見た目も変わっていきますので飾り方にあったクリスマスリースを選びましょう。
フレッシュフラワーリース
フレッシュフラワーリースは生花を使用したリースのことでリース型のフローラルフォーム(吸水性スポンジ)を使用して保水してあるので生花を使うことができます。
生花をを使うので花保ちがあまりよくない花材でも安心して使うことができて鑑賞期間も長くなります。リースの形をしたフラワーアレンジメントと言った方がわかりやすいかもしれませんね。
基本的はあまり作り置きしているお花屋さんは少ないのでオーダーしてから製作になると思います。時間もかかりますので早めに予約したり相談した方がいいかもしれません。
生花ならではの色合いや鮮やかさなどがフレッシュフラワーリースの魅力です。
ワイヤリングリース
ワイヤリングリースは赤づるなどの自然素材をリース上に丸めたものやワイヤーなどをベース(土台)してそこにリースワイヤーで花材を巻きつけていったリースのこと言います。
ワイヤリングリースは保水をしないので基本的にはドライフラワーになっても大丈夫な花材を使います。徐々にドライになっていくのを楽しむことができ、クリスマスリースのワークショップなどでも人気がある作り方のクリスマスリースです。
お花屋さんでは、ドライフラワーになった状態のリースなら、常時置いてあるお花屋さんはあると思いますが基本的には注文を受けてからの製作になると思います。
飾る期間で選ぶリースの種類
クリスマスリースをどのくらいの期間飾るかによっても種類が変わってきます。
長期間
1年や2年といった長い間クリスマスリースを飾る方は少ないと思いますが、次の年も使いたい場合など長期間保管ができるクリスマスリースはアーティフィシャルフラワー(造花)やプリザーブドフラワーなどの花材を使ってあるクリスマスリースを選ぶといいと思います。また、長期間保管ができるので既製品も多く売られているのも魅力の1つです。
中期間
数ヶ月の間、クリスマスリースを飾りたい場合は長期間楽しめるクリスマスリースに加えてワイヤリングリースも入ってきます。ワイヤリングリースは使用する花材にもよりますがドライフラワーになっても大丈夫な花材を使っているので1〜3ヶ月ぐらいは楽しむことができます。モミやヒバなどの常緑樹は保ちがいいのでグリーンの色があせづらいです。
短期間
1週間程度の短期間では長期間、中期間楽しめるクリスマスリースに加えて、フレッシュフラワーリースも1週間程度なら使用する花材のもよりますが楽しむことができます。といっても短期間の花保ちなのでパーティの日に飾ったり、クリスマスイブとクリスマス当日を楽しむのに飾ったりするのがいいかもしれません。
さいごに
クリスマスリースといっても作り方や素材によってたくさん種類があります。よく雑貨屋さんやホームセンターで売られているような既製品のクリスマスリースもありだと思いますが、少し本格的なクリスマスリースの方が雰囲気もよくやはりおしゃれです。
お花屋さんやフイラワーデザイナーにクリスマスリースを作ってももらうと高いんじゃないのって思われる方もいると思いますが、そこはピンキリです。けれど思っているよりは高くないと思います。
フレッシュフラワーリースは基本的にはフラワーアレンジメントと作り方はあまり変わらないので、価格もさほど変わらないと思います。生花で大きさによって価格は変わりますがだいたい3000円〜ってところだと思います。ワイヤリングリースも慣れているデザイナーやフローリストなら難しくないので花材と制作費程度の値段だと思います。こちらも生花で大きさによると思いますが小さなリースなら3000円〜で、一般的なサイズで5000円〜といったところだと思います。
また、花材がアーテフィシャルフラワー(造花)やプリザーブドフラワーは生花より価格が高いので上記の価格よりこれらの花材を使ったクリスマスリースの方が高くなります。
クリスマスリースってどんなのを飾ったらいいのか迷われている方の参考になれば幸いです。