学 名 | Chaenomeles speciosa |
分 類 | バラ科 ボケ属 |
原産地 | 中国 |
別 名 | 毛介(もけ) |
和 名 | 木瓜(ぼけ) |
英 名 | Flowering quince (フラワーリングクインス)Japanese quince(ジャパニーズクインス) |
花言葉 | 妖精の輝き 魅惑的な恋 平凡 早熟 退屈 情熱 先駆者 指導者 など |
出回り時期 | 10月〜4月 |
開花時期 | 3月〜5月 |
水揚げ方法 | 空切り 茎を叩く |
どんな花木?
木瓜(ぼけ)の名前の由来は不明ですが漢名の木瓜の音読みが「ぼくか」が由来だったり、古くは「毛化(もけ)」と呼ばれており、この名前が転じて木瓜(ぼけ)になったとも言われていますがどれが正しかは不明と言われています。
日本に自生しているのは「草木瓜(くさぼけ)」で中国からきたのは「唐木瓜(からぼけ)」と区別されています。
日本に来た時代は古く詳細は不明ですが「延喜式(えんぎしき)」巻47に御杖木三束と記されていることからかなり古い時代には日本に来ていたと言われています。
木瓜(ぼけ)の花言葉
【妖精の輝き】【魅惑的な恋】
【平凡】【早熟】【退屈】
【情熱】【先駆者】【指導者】
長く楽しむには?
木瓜(ぼけ)の細い枝は斜めに切って、太い枝は茎を縦に割ったり、十字に割ると水上がりがよくなります。
木瓜(ぼけ)の種類
木瓜(ぼけ)にはいくつかの種類があり、花色はレッド系、ピンク系、ホワイト系や色がミックスした絞りと呼ばれる花色の品種があります。
木瓜の種類
- 唐木瓜(からぼけ)
- 緋木瓜(ひぼけ)
- 白木瓜(しろぼけ)
- 草木瓜(くさぼけ)
- 更紗木瓜(さらさぼけ)
- 寒木瓜(かんぼけ)
花が咲いているる木瓜(ぼけ)だけではなく、秋ごろには実がついた木瓜(ぼけ)が出回ります。
さいごに
庭木や盆栽として使われたりしている木瓜(ぼけ)は切り花として、いけばなやフラワーデザインで使われるのでお花屋さんでも取り扱われています。
カクカクとした枝から丸みを帯びた可愛らしい花が咲く木瓜(ぼけ)は晩秋から春まで咲いています。また、秋になると実付きの木瓜(ぼけ)も出回ります。
飾る時は葉がたくさん付いていると特徴的な枝ぶりと可愛らしい花があまり目立たなくなってしまうので葉が多い時は間引いて使うといいでしょう。
フラワーデザインで使うときも枝ぶりを生かし、なるべく花付きがいい木瓜(ぼけ)の方が使いやすく、デザインもしやすいです。また、花が取れやすいので扱いには注意が必要です。