おしゃれなフラワーアレンジメントと聞くとみなさんはどんなものを思い浮かべますか?お花に詳しいひとやフラワーアレンジメントをやっている人は具体的なイメージができると思いますが、あまり詳しくない人やそもそも知らない人にとっては、なんとなくこんな感じといったイメージだと思います。
自分自身が好きなスタイルのお花屋さんや、知り合いのフラワーデザイナーなどがといった人がいれば自分のイメージに近いおしゃれなフラワーアレンジメントを作ってくれると思います。しかし、みんながみんなそのような状況ではないですし、おしゃれなお花屋さんは都心部に集中していたり、気軽に買いにいけない人もいると思います。
おしゃれと言っても、人それぞれで感じ方は違い、年齢や性別、趣味趣向によっても違うので、これがおしゃれなフラワーアレンジメントです。とは、言え難いです。そう言ってしまうともともこうもないので、自分のイメージに近いフラワーアレンジメントの買い方を紹介していきたいと思います。
用途を確認しよう
用途によって適してるお花やデザインがあります。お祝い事やプレゼントなどは比較的、なんでも大丈夫ですがお供えやお悔やみといった用途の場合は地域の風習もありますし、適してないお花もあります。一概に絶対こうしなければならないということはないですが、開店のお祝いや発表会や式典に飾る壇上花などの見られる方向が決まっているような場面は、正面があるワンサイドアレンジメントを選ぶといいでしょう。またパーティのテーブルの真ん中に飾ったりといろんな方向から見られる場合はオールラウンドアレンジメントを選ぶといいと思います。
また、次のように赤いお花は新築祝いだと火を連想してしまうやお見舞いには血を連想してしまうから適さないと気にしてしまう人は気になると思いますので注意が必要です。用途をフローリストに伝えることでそれぞれの用途にあったフラワーアレンジメントを作ってくれます。
色を決めよう
色の組み合わせは、フラワーデザインにおいて重要なポイントになります。また、用途によっては適さない色もあったりしますのでそのあたりは注意が必要です。
お花屋さんでの色の分け方は、おおよそピンク系、レッド系、オレンジ系、イエロー系、パープル系、ホワイト系、グリーン系といった感じが多いと思います。これらの色は比較的、花色の中でも多い色です。そして、あとは色の濃淡で組み合わせることが多いです。残念ながらブルー系のお花は極端に少なくなってしまいますので、ブルー系のお花のみのフラワーアレンジメントが欲しい場合は早めに予約するといいです。
色の組み合わせは、たとえばグリーンホワイト系に淡いピンクを入れてナチュラルな感じにしてくださいなどと言うとフローリストもイメージがしやすく、その他の提案もしやすくなります。
イメージを伝えよう
一番重要なことかもしれませんがお客様とフローリストがイメージのずれが大きいと自分お欲しいイメージのフラワーアレンジメントが出来上がらない場合があります。お花はお花屋さんのスタイルや季節によって変わってきますのでイメージを伝えることで、その場にそのイメージに合うお花がなかった場合でも他のお花や資材の組み合わせで欲しいイメージのフラワーアレンジメントに近づけることも可能だからです。しっかりとイメージを伝えるとスムーズになります。
そういってもイメージを伝えるのってなんだか難しい感じがしますよね?しかし、そんな具体的なイメージを持たなくても大丈夫です。
たとえば、夏っぽく、家のインテリアがマリンテイストの人に送るフラワーアレンジメントと言われるとひまわりにホワイト系、ブルー系のお花を組みわせて花器は白いカゴを使ったフラワーアレンジメントはどうですか?などとフローリストから提案ができます。
この場合だと、夏とマリンテイストというイメージでなんとなくお客様とフローリストのイメージが合ってくると思います。しかし、たくさんイメージがありすぎると具体的なイメージは掴みやすいですがそのイメージに合うお花や資材がない場合もあるので2〜3個ぐらいのイメージがちょうどいいと思います。また、どうしてもイメージが伝えることができない場合などは写真などを持っていくといいと思います。
お花をすべてを決めないこと
お花をすべて自分で決めて、これでフラワーアレンジメントを作ってくださいといったことはやめていうた方がいいです。なぜなら、フローリストはフラワーアレンジメントを綺麗につくるためにグリーン(葉っぱのこと)やお花の種類を調整して作成していきます。最初にお花がすべて決められてしまうと調整ができなくなってしまい綺麗にフラワーアレンジメントを整えることができません。
グリーンはあまり重要度が低く見られがちですが、本来はこのグリーンがフラワーアレンジメントの基礎になります。また、お花にはさまざまな形がありますので、偏った形のお花ばかり使うと綺麗なフラワーアレンジメントができないといったことになってしますので注意が必要です。使ってもらいたいお花があった場合は1〜3種類を指定して、あとは予算内でおまかせするのがいいと思います。
まとめ
おしゃれなフラワーアレンジメントといっても人によって様々でが、贈り物としてセンス良くすることは比較的、要点さえ解れば簡単です。順番は
- まずは用途を伝えよう。
- 次にイメージや色、入れて欲しいお花を伝えよう。
- あとはフローリストに任せよう。
以上が要点になります。まとめちゃうとすごく簡単ですね。また、SNSなどでおしゃれだなって思ったフラワーアレンジメントに似た感じのが欲しい場合は、写真や画像を見てもらった方が確実かもしれません。その際にたとえば用途とそのフラワーアレンジメントが合わない場合は用途に合わせて調整してもらいましょう。また、写真ではピンク系だけどレッド系にして欲しいなどといった要望も伝えると自身のイメージに近いフラワーアレンジメントが出来上がるとおもいます。